XMの原油(OIL・オイル)取引|取引条件や取引時間、注意点を徹底解説

「XMの原油取引って条件は良いの?」
「どうやって始めればいいの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
原油市場は価格変動が激しいため、XMでは現物原油で最大200倍、先物原油で最大66.6倍のレバレッジを活用できます。
少ない資金でも大きな利益を狙えるのが、XMの原油取引の魅力です。
今なら13,000円の口座開設ボーナスを活用して、自己資金ゼロから原油取引を無料体験ができますよ。
この記事では、XMの原油取引の基本情報から、他社との比較、メリット・デメリット、始め方までわかりやすく解説しています。

この記事を読めば、あなたも自信を持ってXMでの原油取引をスタートできるでしょう!
XMの評判が気になる方は下の記事をご覧になってください。


XMの原油取引における基本情報


XM(XMTrading)の原油取引について詳しく知りたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
ここではXMの原油取引の基本的な情報から、実際に取引するときに知っておくべきポイントまで解説していきます。
XMで取引できる原油の種類
XM(XMTrading)では大きく分けて「先物」と「現物」の2種類の原油取引が可能です。
取引条件 | 現物 | 先物 | 先物ミニ |
---|---|---|---|
最大レバレッジ | 200倍 | 66.7倍 | 66.7倍 |
1ロットの単位 | 100バレル | 100バレル | 10バレル |
必要証拠金の目安 | 5,300円前後 | 16,000円前後 | 1,500円前後 |
スプレッド | 3pips | ||
スワップ | 買:0.44/売:-2.21 | なし | |
取引時間 | 平日24時間 | ||
決済期限 | なし | あり | |
シンボル | OILCash | OIL | OILMn |
先物取引ではWTI原油(OIL)とWTI原油ミニ(OILMn)があり、現物取引ではWTI原油(OILCash)を取引できます。
XMで取引できるエネルギー先物は全部で5銘柄あり、MT5では銘柄名に「Cash」が付いているものを現物CFDとして取引可能です。
WTI原油ミニは通常の10分の1の取引量(10バレル)であるため、少ない資金から始めたい方におすすめです。



ブレント原油(BRENT)は北海で採掘される原油で、ヨーロッパやアジア市場での取引が活発です。
XMでは他にもロンドン軽油(GSOIL)や天然ガス(NaturalGas)なども取引できるので、エネルギー市場に興味のある方は覚えておくといいでしょう。
XMの原油取引可能な時間帯
XM(XMTrading)での原油取引は基本的に平日であれば取引可能ですが、銘柄によって取引時間が異なります。
月~木曜日 | 午前8:05~翌6:55 |
---|---|
金曜日 | 午前8:05~翌6:10 |
金曜日は取引終了時間が早まり、午前8時05分から翌日午前6時10分までとなっています。
ブレント原油(BRENT)やロンドン軽油(GSOIL)の取引時間は、月〜木曜日が午前10時05分から翌日午前7時55分まで、金曜日は午前10時05分から翌日午前6時10分までです。
取引時間については以下の3点に注意しましょう。
- 銘柄によって取引時間が2時間異なる
- 金曜日のみ閉場時間が45分早くなる
- サマータイム(夏時間)は1時間早くなる
夏時間になると、上記の取引時間がそれぞれ1時間早まります。
取引時間内に確実に決済できるよう、XM原油取引の休止時間を正しく理解しておくことが大切です。
XMの原油取引におけるレバレッジと必要証拠金
XM(XMTrading)で原油を取引する際、利用できるレバレッジは銘柄によって異なります。
銘柄 | 契約サイズ | 最大レバレッジ | 必要証拠金の目安(1ロット) |
---|---|---|---|
OILCash(現物) | 100バレル | 200倍 | 35ドル(約3,500円) |
OIL(先物) | 100バレル | 66.6倍 | 105ドル(約10,500円) |
OILMn(先物ミニ) | 10バレル | 66.6倍 | 10.5ドル(約1,050円) |
原油現物CFDは最大200倍のレバレッジを適用できる一方、原油先物CFDは最大66.6倍の固定レバレッジとなっています。
必要証拠金は取引銘柄の価格、必要証拠金率、取引ロット数、そして取引口座の基本通貨によって計算されます。
必要証拠金=取引数量×契約サイズ×原油価格÷レバレッジ
- 原油価格:70ドル/バレル
- 取引量:1ロット(100バレル)
- 取引金額:7,000ドル
- 最大レバレッジ:66.6倍
上記条件の取引をした場合の計算式は下記の通りです。
1×100×70÷66.6=約105ドル(約10,500円)
取引口座の基本通貨が日本円の場合は、計算結果にドル円の為替レートを乗じる必要があります。


証拠金の計算にはXMの証拠金計算ツールを使うと便利ですよ!
XMの原油取引のスプレッド詳細
XM(XMTrading)における原油取引では、取引コストとしてスプレッド(売値と買値の差額)が発生します。
XMの原油スプレッドは平均3pipsで、他の海外FX業者と比較しても比較的低く設定されています。
業者名 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
XMTrading | 3 |
AXIORY | 4.5 |
TitanFX | 0.69 |
HFM | 0.11 |
スプレッドが狭いほど取引コストを抑えられるため、より有利に取引を進められるのがメリットです。
- 日本時間:午前5時〜翌日午前8時頃
- 流動性が低い時間帯
- 経済指標発表時
上記のような時間帯を避けて取引すれば、より安定したスプレッドでコストを抑えることができます。
低コストで原油取引を始めたい方は、XMの低スプレッド環境を一度体験してみてください。
XMの原油取引のスワップポイント発生の有無
XM(XMTrading)の原油取引では、原則としてスワップポイントは発生しません。
原油先物CFDはスワップフリーとなっているため、スワップポイントによる損失を気にすることなく取引できます。



ただし、原油現物CFDを取引する場合はスワップポイントが発生するので注意してください。
現物CFDの場合、買いポジションで0.56USD、売りポジションで-2.29USDのスワップポイントが発生します。
長期保有戦略を考えている場合は、このスワップポイントの違いも考慮した上で取引を行うといいでしょう。
XMの原油先物取引には決済期日がある
XM(XMTrading)で取引できる原油先物には、限月(先物取引の決済期日)が設定されています。
XMの原油先物は約1か月ごとに限月が訪れ、自動的に決済されるシステムになっています。


例えば、「OIL-JUN25」という銘柄の場合、「JUN25」の部分が限月を表しており、2025年6月に決済されることを意味します。
限月はMT4/MT5のプラットフォーム上で確認できますが、市場状況によって変更される可能性もあるため、定期的なチェックが必要です!
特に長期保有を考えている場合は、次の限月への乗り換え(ロールオーバー)のタイミングを把握しておくことが大切です。
また、限月直前は値動きが不安定になりやすく、スプレッドが広がる傾向があるので、余裕を持って取引することをおすすめします。
- XMホーム画面の左パネル「取引商品」のタブを開く
- 「エネルギー」をクリックする
- 「先物CFD商品」を選択する
- 「有効な取引」を選択する
- 対象の銘柄を確認する(銘柄の一覧が表示される)
自動決済だけでなく、限月前に自らポジションを決済することも可能です。
XMの原油取引スペックを海外FXと比較
XMの原油取引条件は、他の海外FX業者と比較してどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、レバレッジや必要証拠金、スプレッド、スワップポイントなどの取引条件を他社と比較しながら詳しく解説していきます。
XMの原油取引レバレッジと必要証拠金を他社と比較
XMでは、原油先物CFDで最大66.6倍のレバレッジを提供しています。
XMは10バレルの最小取引単位での取引なら、必要証拠金が約860円となります。
業者名 | 必要証拠金 | レバレッジ | 最小取引単位 |
---|---|---|---|
XMTrading | 860円 | 66.6倍 | 10バレル |
AXIORY | 約28万円 | 20倍 | 100バレル |
TitanFX | 550円 | 100倍 | 10バレル |
HFM | 6,000円 | 100倍 | 100バレル |
他社と比べてみると、XMの必要証拠金がどれだけ低コストなのかすぐにわかりますね。



XMの設定は特に小規模トレーダーにとって取引しやすい条件となっています。
少額からの取引を考えている初心者の方にも、XMでの原油取引がおすすめです。
XMと他社の原油取引スプレッドを比較
XMの原油取引における平均スプレッドは3pipsです。
平均スプレッドを他の海外FX業者と比較すると下記のようになります。
業者名 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
XMTrading | 3 |
AXIORY | 4.5 |
TitanFX | 0.69 |
HFM | 0.11 |
XMはAXIORYよりもスプレッドが狭く設定されていますが、TitanFXやHFMと比べるとやや広めです。



ただし、XMには豪華なボーナスが用意されているので、実質的な取引コストを抑えることができます。
スプレッドだけでなく、ボーナスなどの取引条件も考慮すれば、XMは初心者から上級者まで幅広いトレーダーにおすすめの海外FX業者です。
XMのボーナスキャンペーンが気になる方は、下の記事をご覧ください。


XMと他社の原油取引スワップポイントを比較
XMの原油取引では、先物取引の場合はスワップポイントが発生しません。
現物取引の場合でも買いポジションで0.56USD、売りポジションで-2.29USDと、他社と比較すると低めに設定されています。
以下の表で他社との比較を確認してみましょう。
業者名 | 取引タイプ | 買スワップ | 売スワップ |
---|---|---|---|
XMTrading | 先物 | なし | なし |
XMTrading | 現物 | 0.56 | -2.29 |
AXIORY | 現物 | 10.91 | -17.53 |
TitanFX | 現物 | 0.76 | -2.11 |
HFM | 現物 | 0 | -2.4 |
XMのスワップ設定は比較的低めなので、ポジションを長期保有する場合でもコストを抑えられるメリットがあります。



特に先物取引ではスワップコストを気にせずに取引できるのは魅力ですね!
XMの原油取引で得られる3つのメリット
XMで原油取引をする理由は何でしょうか。
国内FX業者では味わえない、海外FXならではのメリットを下記に沿って解説していきます。
ハイレバレッジで取引ができる
国内FXでは規制により最大レバレッジが25倍までに制限されていますが、XMの原油取引では最大66.6倍のハイレバレッジを活用できます。
現物CFDなら最大200倍のレバレッジも可能です。
例えば、10万円の資金があれば、最大で666万円分の原油取引ができる計算になります。
ハイレバ取引では、少額の資金でも大きなポジションを保有することができるため、値動きが活発な原油市場で効率的に利益を狙えます。



ただし、レバレッジが高い分だけ損失のリスクも大きくなるため、適切な資金管理が不可欠です。
XMでは通貨ペア取引の場合、最大レバレッジが1000倍に設定されているので、より幅広い取引戦略を展開できるのも魅力です。
ゼロカットシステムでリスクを抑えられる
XMではゼロカットシステムを全口座に適用しており、原油取引にもこの安全装置が働きます。
原油市場は価格変動が大きく、突然の政治的要因や経済指標の発表によって相場が大きく動くことがあります。
国内FXの場合、マイナス残高が発生すると追加入金を求められることがありますが、XMではそのような心配はありません。



例えば、保有しているポジションが急激な相場変動でロスカットラインを超えても、口座残高以上の損失を負うことはないです。
借金を抱えることはない安心感が、ハイレバレッジ取引を行う際の大きなサポートとなっています。
ボーナスキャンペーンで少額から取引を始められる


XMには充実したボーナスキャンペーンがあり、少ない自己資金でも原油取引を始めることができます。
新規口座開設で13,000円相当のボーナスが受け取れるほか、入金時には最大10,500ドル(約150万円)までのボーナスを獲得可能です。
特に、原油取引は価格変動が激しいため、ボーナス資金を活用することでリスクを分散させながら取引を行えるメリットがあります。


さらに、取引量に応じて1ロットあたり最大700円分のポイントが付与される「XMポイント(ロイヤリティプログラム)」もあります。



原油取引をするだけで自動的にポイントが貯まり、特典に交換できるため、お得に運用できますよ!
例えば、月に100ロットの原油取引を行えば、最大で7万円相当のポイントが貯まる計算になります。
ボーナスキャンペーンを賢く活用することで、初心者でも少ない資金から効率的に原油トレードを始められるのがXMの大きな魅力と言えるでしょう。
XMのボーナスキャンペーンについて詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください。


XMで原油取引する際のデメリット2選
XMの原油取引を実際に始める前には、デメリットも把握しておく必要があります。
それでは、XMで原油取引をする際に知っておくべき2つのデメリットについて解説します。
XMでの原油取引はスプレッドがやや広い
業者名 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
XMTrading | 3 |
AXIORY | 4.5 |
TitanFX | 0.69 |
HFM | 0.11 |
XMの原油取引のスプレッドは平均3pipsで、TitanFXやHFMなどの一部の海外FX業者と比較するとやや広めの設定です。
特に頻繁に売買を繰り返すスキャルピングなどの短期取引では、スプレッドの差が利益に影響しやすくなります。



原油関連の会合やアメリカの原油在庫統計の発表時などは、スプレッドも一時的に広がる傾向があります。
上記のタイミングを避けたり、あらかじめスプレッドの変動を見越して戦略を立てることで、より安定した取引が可能です。
スワップポイントからの収益が期待できない
買スワップ | 売スワップ | |
---|---|---|
先物 | なし | なし |
現物 | +0.56 | -2.29 |
XMの原油先物取引ではスワップポイントが発生しないため、金利差による収益は得られません
そのため、スワップを目的とした長期保有にはあまり向いていないでしょう。
通貨ペアのように、金利の高い資産を買ってスワップを得る戦略は原油先物では使えません。
一方で、XMが提供する原油の現物CFDにはスワップが発生します。
ただし、現物CFDのスワップは小さく、長期間保有しても大きな収入にはなりません。
XMの原油取引は、短期間での値動きを利用して売買差益を狙う方が、効率よく利益を出しやすいでしょう。
XMで原油取引を始める方法
ここでは、口座開設から実際の取引開始まで順を追って説明していきます。
XMで口座を開設する


まず最初に、XMの公式サイトからリアル口座を開設しましょう。
口座開設手続きはPCでもスマホでも簡単に行えます。



XMの口座開設は無料で、わずか5分程度で完了しますよ!
また、新規口座開設で13,000円相当の口座開設ボーナスが受け取れるので、それだけでも登録する価値があります。
口座開設の流れは以下の通りです。
- XMTrading公式サイトの「口座を開設する」をクリック
- 個人情報の入力
- メールアドレスの認証
- 口座開設完了
口座開設時には身分証明書と住所証明書の提出も必要になりますが、後からでも可能です。
まずは口座開設して、実際に取引プラットフォームを使ってみることをおすすめします。
XMの口座開設手順を写真付きでみてみたい方は、下の記事を参考にしてください。


MT4かMT5をダウンロードする


口座開設が完了したら、次はXMが提供する取引プラットフォーム「MT4」または「MT5」をダウンロードしましょう。
MT4/MT5は、PCだけでなくスマートフォンやタブレットにも対応しており、場所を選ばずに取引できます。



XMで原油現物CFDの取引をする場合は、MT5を利用する必要があります。
一方、原油先物(OIL、OILMn)はMT4とMT5の両方で取引可能です。
MT4/MT5のダウンロード手順は以下の通りです。
- XMホーム画面の左パネル「プラットフォーム」のタブを開く
- ダウンロードするプラットフォームを選択する(PC版、Mac版、スマホ版など)
- 「ダウンロード」をクリックしてインストールする
インストールが完了したら、XMから提供されたログインID、パスワード、サーバー情報を入力してログインします。
初心者の方は最初は操作に戸惑うかもしれませんが、基本的な機能を覚えれば徐々に慣れていくでしょう。
MT4/MT5で原油チャートを表示されるように設定する
MT4/MT5の初期状態では、原油のチャートが表示されていないため、自分で設定する必要があります。
原油チャートを表示させるための手順は以下の通りです。
- MT4/MT5にログインする
- メニューバーの「表示」から「気配値」を選択する
- 表示された一覧から原油を見つけて右クリックし、「すべて表示」を選択する
- すべての気配値が表示されたら、目的の銘柄を選択し右クリックして「チャート表示」をクリックする
- チャート画面の左上に選択した銘柄名が表示されていることを確認する
チャートが表示されたら、右クリックして期間(1分足、5分足、1時間足など)を変更したり、各種インジケーターを追加したりできます。
原油は価格変動が激しいため、最初は少額から取引を始め、徐々に取引量を増やしていくことをおすすめします。



初めのうちは実際の資金を使わないデモ口座で練習するのもおすすめです!
上記ステップを踏んで、XMでの原油取引を始めてみましょう。
XMで原油取引する際に気をつけるべきこと
XMで原油取引を始める前に、いくつか知っておくべき重要なポイントがあります。
リスク管理の観点から、特に以下の4つのポイントを押さえておくことで、より安全に取引ができるようになるでしょう。
資金に合わせたレバレッジ設定が重要
XMの原油取引では、資金量に合わせて適切なレバレッジを設定することが非常に重要です。
高いレバレッジをかけるほど、少ない資金で大きなポジションを取ることができますが、その分リスクも高まります。
例えば、10万円の資金で最大レバレッジ66.6倍を使うと、約666万円分の原油を取引できますが、わずか1.5%の価格変動で証拠金が半分になってしまうことも。
資金に余裕のない状態で高レバレッジで取引を行うと、相場の急変時にロスカットのリスクが高まるため注意が必要です。



初心者の方は、レバレッジを10倍以下に抑え、慣れてきたら徐々に上げましょう!
また、1回の取引で使う証拠金は総資金の10%以内に抑えるのが安全な資金管理の基本です。
決済期限を過ぎると自動的に決済される
XMの原油先物CFDには、限月(先物取引の決済期日)が設定されていることを忘れてはいけません。
限月はMT4/MT5のプラットフォーム上で確認できますが、市場状況によって変更される可能性もあるため、定期的なチェックが必要です。
例えば、「OIL-JUN25」という銘柄であれば、2025年6月に決済期限が訪れることを意味します。
特に長期保有を考えている場合は、次の限月への乗り換えのタイミングを把握しておくことが大切です。



限月直前は値動きが不安定になりやすく、スプレッドも広がる傾向があります。
そのため、期限の1週間前までにはポジションの調整を行うことをおすすめします。
決済期限を過ぎると自動的にポジションが決済されるため、うっかり忘れて損失を被ることのないよう注意しましょう。
政治、経済イベントの影響を受けやすい
原油市場は、地政学的なリスクや経済指標に敏感に反応する特徴があります。
特にOPEC(石油輸出国機構)の会合や中東情勢の変化、毎週水曜日に発表されるアメリカの原油在庫統計は、価格に大きな影響を与えます。
例えば、OPECが減産を決定した場合は原油価格が上昇する傾向があり、中東で紛争が激化すれば供給懸念から価格が急騰することも少なくありません。



逆に、世界経済の減速懸念が高まると、需要減少を見込んで価格が下落する傾向がある。
重要な経済指標の前後は取引を控えるのも有効な戦略です。
ニュースサイトやXMの公式ブログなどで、原油市場に影響を与える可能性のある情報を日常的にチェックすることをおすすめします。
原油市場はボラティリティが激しい
原油市場は一日の価格変動幅が非常に大きいことで知られています。
特に日本時間の午後3時から翌朝3時にかけて活発な値動きを示すことが多く、これは欧米市場が活動的な時間帯になるためです。
激しい値動きは大きな利益を生み出す可能性がある一方で、予期せぬ損失を被るリスクも高めます。
例えば、100バレルのWTI原油を保有している場合、1バレルあたり1ドルの価格変動で100ドル(約1万円)の損益が発生します。
上記のようなボラティリティに対応するためには、ストップロス(損切り注文)を必ず設定し、許容できる損失の範囲を事前に決めておくことが重要です。



ポジションサイズを適切に管理し、一度に大きなリスクを取らないようにすることも大切です。
特に初心者の方は、最初は小さなポジションから始めて、市場の値動きのパターンに慣れてから徐々に取引量を増やしていきましょう!
XMで原油取引におすすめの取引方法
XMでの原油取引を効果的に行うためには、適切な取引戦略を持つことが重要です。
原油市場には独自の特性があり、それに適した戦略を選ぶことで利益を最大化できます。
それでは、原油取引で特に効果的な2つの戦略について詳しく解説します。
トレンドに沿った取引戦略
原油市場はトレンドが発生しやすいという特徴があり、うまく活用することで大きな利益が狙えます。
上昇トレンドが発生していれば買い注文を、下降トレンドなら売り注文を出し、トレンドが続く限り利益を狙います。
例えば、WTI原油の価格が70ドルから75ドル、80ドルと順調に上昇している場合、上昇トレンドと判断して買いポジションを持ちます。
トレンドの方向性や強さを判断するには、以下のテクニカル指標が役立ちます。
- 移動平均線(MA):短期と長期の移動平均線のクロスでトレンドの転換を判断
- MACD:トレンドの方向性や勢いを確認
- 一目均衡表:雲の位置や転換線、基準線の関係からトレンドを判断
トレンドフォロー戦略を実践する際のポイントとしては、以下の点に注意すると良いでしょう。
- トレンドの初期段階で参入する
- 複数の時間軸でトレンドを確認する(1時間足と日足など)
- 利益確定のタイミングを事前に決めておく
- トレンド転換のサインが出たら素早く利益確定や損切りを行う
特に原油市場は、経済指標やOPECの会合などでトレンドが突然変わることがあります。
ニュースの確認も怠らないようにしましょう!
レンジ相場での取引戦略
原油価格は常にトレンドが発生しているわけではなく、一定の価格帯を上下する「レンジ相場」になることもあります。
例えば、WTI原油の価格が70ドルから75ドルの間を行ったり来たりしている場合、75ドル付近で売り、70ドル付近で買いの注文を出します。
レンジ相場を判断するには、以下のテクニカル指標が効果的です。
- ボリンジャーバンド:バンドの上限と下限をレジスタンスとサポートとして利用
- RSI(相対力指数):70以上で売られすぎ、30以下で買われすぎと判断
- ストキャスティクス:高値圏と安値圏での反転を狙う
レンジ戦略を実践する際のポイントは以下の通りです。
- 明確なレンジが形成されていることを確認する
- レンジの幅が取引コストに対して十分に広いことを確認
- 重要な経済指標発表前などはレンジ崩壊のリスクがあるため注意
- レンジを突破した場合はすぐにポジションを決済し、トレンドフォロー戦略に切り替える
レンジ相場での取引は比較的リスクが低いとされていますが、突然のブレイクアウトには注意が必要です。
どちらの戦略においても、重要な経済指標の発表前後や原油在庫統計の発表時は急激な相場変動のリスクが高まります。
ポジションを持たないようにするか、少なくともポジションサイズを小さくするなど、リスク管理を徹底しましょう。
初心者の方は、まずデモ口座でこれらの戦略を試してみて、実際の相場での動きを体感してから実口座でのトレードに移行することがおすすめです。
よくある質問
XMでの原油取引について、よくある質問をまとめました。
これから原油取引を始める方や、すでに取引を始めている方の疑問を解消できれば幸いです。
XMTradingで取引できる原油の種類にはどのようなものがありますか?
XMでは主にWTI原油(OIL)、WTI原油ミニ(OILMn)、WTI原油現物(OILCash)、ブレント原油(BRENT)、ロンドン軽油(GSOIL)、天然ガス(NGAS)など5種類のエネルギー商品を取引できます。
MT5では現物CFDも取引可能です。
MT4やMT5で原油チャートを表示する方法を教えてください。
MT4/MT5にログイン後、「表示」→「気配値」を選択し、原油銘柄(OILなど)を右クリックして「すべて表示」を選択。
目的の銘柄を右クリックして「チャート表示」をクリックすれば表示されます。
XMTradingの原油取引に必要な証拠金はいくらですか?
WTI原油(OIL)1ロット(100バレル)の場合、最大レバレッジ66.6倍で約105ドル(約10,500円)です。
WTI原油ミニ(OILMn)なら10バレルで約10.5ドル(約1,050円)からと少額から始められます。
XMTradingの原油取引の限月(決済期日)はいつですか?
XMの原油先物CFDは約1ヶ月ごとに限月が訪れます。
銘柄名に月と年が表示されており(例:OIL-JUN25)、その月に決済されます。
MT4/MT5のプラットフォーム上で確認できます。
XMTradingで天然ガスの取引はできますか?
はい、XMでは天然ガス(NGAS)を取引できます。
1ロットあたり1,000MMBtu(百万英国熱量単位)で、最大レバレッジは33.3倍です。
エネルギー市場に興味のある方にとって魅力的な取引対象です。
XMTradingの原油取引時間はいつからいつまでですか?
WTI原油の場合、月〜木曜日は午前8時05分から翌日午前6時55分まで、金曜日は午前8時05分から翌日午前6時10分までです。
夏時間ではそれぞれ1時間早くなります。
土日は取引できません。
XMTradingの原油取引でレバレッジはいくらまで設定できますか?
XMの原油先物CFD(OIL、OILMn)では最大66.6倍、原油現物CFD(OILCash)では最大200倍のレバレッジが利用できます。
自己資金に合わせて適切なレバレッジ設定が重要です。
XMTradingの原油先物取引のメリットは何ですか?
XMの原油先物取引の主なメリットは、ハイレバレッジ(最大66.6倍)での取引、ゼロカットシステムによるリスク軽減、スワップフリー(スワップポイントが発生しない)、ボーナスキャンペーンが活用できる点です。
XMTradingで原油取引ができない時の対処法を教えてください。
取引時間外になっていないか、MT4/MT5で正しい銘柄を選択しているか確認してください。
また、限月の切り替わり時期には新しい銘柄に更新されている可能性があります。
問題が解決しない場合はXMのサポートに問い合わせましょう。
まとめ
最後にもう一度、XMの原油取引について確認してみましょう。
取引条件 | 現物 | 先物 | 先物ミニ |
---|---|---|---|
最大レバレッジ | 200倍 | 66.7倍 | 66.7倍 |
1ロットの単位 | 100バレル | 100バレル | 10バレル |
必要証拠金の目安 | 5,300円前後 | 16,000円前後 | 1,500円前後 |
スプレッド | 3pips | ||
スワップ | 買:0.44/売:-2.21 | なし | |
取引時間 | 平日24時間 | ||
決済期限 | なし | あり | |
シンボル | OILCash | OIL | OILMn |
XMの原油取引は、高いレバレッジや豊富なボーナスキャンペーンを活用できるのことが魅力です。
WTI原油やブレント原油などの主要な原油銘柄から少額で取引を始められるため、初心者にもおすすめできます。
原油先物取引にはスワップポイントがなく、決済期限があることを把握し、適切なタイミングで取引するのがポイントです。



また、原油市場は政治経済的な要因によって大きく変動するため、リスク管理を徹底しましょう。
トレンドフォローやレンジ戦略など、原油市場の特性に合わせた取引手法を身につけることで、より効果的な取引が可能になります。
XMのゼロカットシステムと組み合わせれば、安心して原油取引にチャレンジできるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、XMでの原油取引を始めてみてください。
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