プロが使うFX会社はどこ?億トレーダーにも人気の海外FX口座を比較
プロが使うFX会社には、プロが使うだけの理由があります。
特に海外FXを主戦場としている専業トレーダーから利用されているのは、以下のような特徴を持った会社です。
- 安定して低スプレッドが提供されている
- 約定力が高い
- スキャルピングやEAなどの禁止事項が少ない
- 大口取引も可能で、高額出金の実績がある
この記事では、専業トレーダーや億トレーダーが注目する人気の海外FXのおすすめ業者ランキングに加え、プロが使うFX会社の選び方、海外FX口座を使う上での注意点についても、詳しく解説していきます。
プロが使うおすすめ海外FX会社比較ランキング
当たり前ですが、海外FX会社にも、それぞれに長所短所や特徴があります。
その中でプロトレーダーが使う海外FX会社は、優れた取引環境や条件を提供している業者です。
実際にプロが使うおすすめの海外FX会社ランキングは、以下の通りです。
海外FX会社 | おすすめポイント |
---|---|
1位 Vantage Trading | 最大2000倍レバレッジ、スプレッド0.0pips~ 利益を出しやすい環境 |
2位 Exness | 無制限レバレッジ、ロスカット水準0% 大きな利益を狙える環境 |
3位 XMTrading | KIWAMI極口座、スワップフリー 低コストで長期保有可能 |
4位 ThreeTrader | 業界最狭スプレッド スキャルピングに最適 |
5位 FXGT | 仮想通貨取引可能、高レバレッジ 多様な取引スタイルに対応 |
6位 AXIORY | 全額信託保全、高い約定力 安全性と取引環境の両立 |
7位 TitanFX | レバレッジ制限なし、低スプレッド 大口取引に最適 |
8位 TradeView | 両建て取引可能、豊富な取引ツール 自由度の高い取引環境 |
- スプレッドの狭さ(利益の出しやすさ)
- 最大レバレッジの高さと制限の加減
- ゼロカットシステムの有無
- 約定力が高いか
- 取引手数料の有無と安さ
1位:Vantage
プロが使うおすすめ海外FX会社ランキング1位はVantageです。
Vantageには3つの口座タイプがありますが、その中でプロに使われているのはRAW ECN口座とPREMIUM口座。
下記はその2つの口座の特徴を比較した表になります。
口座タイプ | RAW ECN口座 | PREMIUM口座 |
---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 2000倍 |
スプレッド | 0.0pips〜 | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 1lotあたり往復6ドル(900円) | なし |
ストップレベル | なし | なし |
ロスカット水準 | 10% | 0% |
取引ツール | MT4/MT5 | MT4 |
最低入金額 | 50ドル | 3,000ドル |
ボーナス利用 | 可能 | 不可 |
2つの口座のスプレッドはどちらも0.0pipsからで、ストップレベルもありません。どちらも、非常に使い勝手がよく利益が出しやすい口座と言えます。
上記の2口座では、PREMIUM口座の方が最大レバレッジが2000倍と高く取引手数料もないためおすすめです。
ただ、RAW ECN口座がおすすめできないかというとそうではありません。
RAW ECN口座は、海外FX会社の中では珍しくECN口座でボーナスが使える口座です。
低スプレッドでありながら口座開設ボーナスや入金ボーナスを使ってトレードができるので、RAW ECN口座もおすすめできます。
Vantageを使う場合は、まずRAW ECN口座でボーナスを受け取って利益を出してから、PREMIUM口座に資金を移すのが良いでしょう。
2位:Exness
プロが使うおすすめ海外FX会社ランキング2位は、Exness(エクスネス)です。
Exnessでプロが使う口座はロースプレッド口座とプロ口座。
口座タイプ | ロースプレッド口座 | プロ口座 |
---|---|---|
最大レバレッジ | 無制限(条件あり) | 無制限(条件あり) |
スプレッド | 0.1pips〜 | 0.0pips〜 |
取引手数料 | なし | 1lotあたり往復7ドル |
ストップレベル | なし | なし |
ロスカット水準 | 0% | 0% |
取引ツール | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
最低入金額 | 1,000ドル | 1,000ドル |
ボーナス利用 | なし | なし |
Exnessは、最大21億倍の実質無制限レバレッジを提供していて、ロスカット水準も0%となっています。
中でもロースプレッド口座とプロ口座はスプレッドが狭く利益が出しやすい口座と言えるでしょう。
また、ストップレベルもなしのため、細かい利確損切りが可能です。
大きなリスクを取って大きなリターンを狙う億トレーダーにもおすすめです。
最低入金額は1,000ドルからと他の口座より高くなっていますが、スペックの良いプロが使う会社で取引したいという方は口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
3位:ThreeTrader
プロが使うおすすめ海外FX会社ランキング3位は、ThreeTraderです。
ThreeTraderでプロが使う口座はRAWゼロ口座。
口座タイプ | RAWゼロ口座 |
---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 1lotあたり往復4ドル |
ストップレベル | なし |
ロスカット水準 | 0% |
取引ツール | MT4/MT5 |
最低入金額 | 円建て:10万円 ドル建て:1,000USD |
ボーナス | なし |
RAWゼロ口座は現状海外FX最安クラスの低スプレッドのため、スキャルピングやデイトレードを主な取引スタイルとしているプロトレーダーに定評があります。
ボーナスは滅多に開催しないため自己資金の投入が必要ですが、取引手数料は海外FX会社の中でも破格の往復4ドルです。
最大レバレッジも1000倍と、文句なしの環境で取引することができます。
ThreeTraderで口座を開設すれば、プロトレーダーと同じ環境で狭いスプレッドでの取引を体験できます。
主なトレードスタイルがスキャルピングやデイトレの方は、ぜひThreeTraderで取引を始めてみてください。
4位:XMTrading
プロが使うおすすめ海外FX会社ランキング4位は、XMTradingです。
XMTradingの中でプロが使うのはKIWAMI極口座とゼロ口座。
口座タイプ | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 500倍 |
スプレッド | 0.6pips〜 | 0.0pips〜 |
取引手数料 | なし | 1lotあたり往復10ドル |
ストップレベル | なし | なし |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
取引ツール | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル |
ボーナス利用 | 口座開設ボーナスのみ | なし |
どちらもプロ仕様の口座ではありますが、ゼロ口座の取引手数料の高さから近年ではKIWAMI極口座が注目されています。
- 低スプレッドで取引できる
- 取引手数料が無料
- メジャー通貨ペアや貴金属銘柄はスワップフリー
- 最大1,000倍のレバレッジで取引できる
XMTradingのKIWAMI極口座はスワップフリーで取引できるため、スイングトレードやポジション保有期間が長めのトレーダーにおすすめです
スワップフリーの特徴を活かし、マイナススワップによって発生する保有コストを抑えることができます。
XMは最も日本人に利用されている海外FX会社です。老舗で潤沢な資金力があるため安全性の面からも評価されています。
今なら新規口座開設で13,000円の口座開設ボーナスも獲得できるので、この機会にXMTradingで取引を始めてみましょう。
5位:FXGT
プロが使うおすすめ海外FX会社ランキング5位は、FXGTです。
FXGTには6つの口座タイプがありますが、中でもプロが使う口座として選ばれているのがプロ口座です。
口座タイプ | プロ口座 |
---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 |
スプレッド | 0.5pips〜 |
取引手数料 | なし |
ストップレベル | 通貨による |
ロスカット水準 | 20% |
取引ツール | MT4/MT5 |
最低入金額 | 5,000円 |
ボーナス | なし |
FXGTでは、為替だけでなく仮想通貨も最大1000倍のレバレッジで取引できます。
ビットコインをはじめとした暗号資産のFX取引をするトレーダーから人気の会社です。
また、通常の通貨ペア取引でもプロトレーダー向けの優れた取引環境を提供しています。
プロ口座のデメリットは、FXGTの魅力であるボーナスを利用できないことです。
FXGTには口座開設時や入金時にもらえるボーナスがあるので、初めて使うのであればプロ口座以外で開設するのがおすすめ。
ミニ口座/Crypto Max口座/スタンダード+口座の3つがボーナスの対象です。
今なら新規口座開設で7,777円の口座開設ボーナスも獲得できます。
口座開設ボーナスを使えばノーリスクで取引ができるので、ぜひ試してみてください。
6位:AXIORY
プロが使うおすすめ海外FX会社ランキング6位は、AXIORY(アキシオリー)です。
AXIORYのプロ向け口座はナノ口座とテラ口座。
口座タイプ | ナノ口座 | テラ口座 |
---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 |
スプレッド | 0.0pips〜 | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 1lotあたり往復6ドル | 1lotあたり往復6ドル |
ストップレベル | なし | なし |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
取引ツール | MT4/cTrader | MT5 |
最低入金額 | 1,100円 | 1,100円 |
ボーナス利用 | なし | なし |
取引銘柄 | FX 株式CFD 株価指数CFD エネルギーCFD 貴金属CFD バトルCFD | FX 日本株CFD 株式CFD 株価指数CFD エネルギーCFD 貴金属CFD バトルCFD |
ナノ口座とテラ口座の違いは、日本株CFDが取引可否と取引プラットフォームのみ。
この2口座を含め、AXIORYがプロトレーダーから評価されているポイントは、99.99%の高い約定率と狭いスプレッドです。
最大レバレッジも1000倍と申し分なく、スキャルピングやデイトレードにも適した環境であるために評価されています。
さらにAXIORYは海外FX会社としては珍しく信託保全によるトレーダー資産の保護を行なっています。
その点も安全性を求めるプロトレーダーに支持されているポイントです。
AXIORYはMT4やMT5、cTraderに対応しているため、自分の好みやトレードスタイルに合ったツールで取引することが可能です。
安全性と取引環境の両立を求めるトレーダーは、AXIORYでトレードを始めてみてはいかがでしょうか。
7位:TitanFX
プロが使うおすすめ海外FX会社ランキング7位は、TitanFXです。
TitanFXの3つの口座タイプの中でプロが使うのはゼロブレード口座。
口座タイプ | ゼロブレード口座 |
---|---|
最大レバレッジ | 500倍 |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 1lotあたり往復7ドル |
ストップレベル | なし |
ロスカット水準 | 20% |
取引ツール | MT4/MT5 |
最低入金額 | 5,000円 |
ボーナス | なし |
TitanFXのゼロブレード口座は最大レバレッジが500倍と他の会社に劣るものの、その他のスペックは業界トップクラスです。
中でもTitanFXの最大の魅力は、保有ロット数や口座残高によるレバレッジ制限がない点。
レバレッジ制限がないので、大口取引を行うプロトレーダーでも、常に高いレバレッジを維持しながら取引できます。
TitanFXの低スプレッドと高い約定力も、効率的なトレードを可能にしています。
最大レバレッジが低いことから、資金力があるトレーダーにおすすめできる業者です。
8位:TradeView
プロが使うおすすめ海外FX会社ランキング8位は、TradeViewです。
TradeViewの中でプロが使う口座はILC口座。
口座タイプ | ILC口座 |
---|---|
最大レバレッジ | 200倍 |
スプレッド | 0.6pips〜 |
取引手数料 | 1lotあたり往復5ドル |
ストップレベル | 為替・貴金属はなし |
ロスカット水準 | 100% |
取引ツール | MT4/MT5 |
最低入金額 | 10万円 |
ボーナス | なし |
TradeViewのILC口座は資金力のあるトレーダーにおすすめの口座です。
レバレッジが200倍、ロスカット水準100%、最低入金額10万円という他社に劣る特徴ながらスプレッドの狭さには定評があります。
さらに、TradeViewでは自分の好みや取引スタイルに合わせてツールを選択することができます。
MT4やMT5、cTraderと主要な取引プラットフォームに対応しているのも特徴です。
資金力のある方や、自分に合った取引ツールを使いたい方は、TradeViewを試してみてください。
以上がプロが使う海外FX会社おすすめランキング一覧です。
なお、初心者〜プロのトレーダーまで幅広い投資家におすすめの海外FX会社は「海外FX業者おすすめランキング!優良で人気の海外口座を徹底比較」で紹介しています。
プロが使うFX会社の選び方・ポイント
ここでは、プロが使うFX会社の選び方について、5つのポイントで解説します。
スプレッドの狭さと取引コストの安さ
プロトレーダーが海外FX会社を選ぶ際に最も重視するポイントは、スプレッドの狭さや取引手数料を含めた総合的な取引コストの安さです。
特にスキャルピングやデイトレードのような注文回数が多い取引を行うトレーダーにとって、スプレッドの狭さと取引コストの安さで利益が左右されます。
プロが使うFX会社のスプレッドや取引手数料は下記の通り。
海外FX会社 | スプレッド(USD/JPY) | 取引手数料 |
---|---|---|
ThreeTrader Rawゼロ口座 | 0.0pips~ | 1ロットにつき往復4ドル |
Vantage RAW ECN口座 | 0.0pips~ | 1ロットにつき往復6ドル |
AXIORY ナノ/テラ口座 | 0.8pips~ | 1ロットにつき往復6ドル |
XMTrading KIWAMI極口座 | 0.9pips~ | 無料 |
XMTradingの取引手数料については、無料になっているケースもあります。
時と場合によってしまうのが実情ですが、取引手数料が無料の口座よりも、発生する口座の方が変動スプレッドの安定性はあるためどちらが良いと明言はできません。
頻繁に取引を行うトレーダーは、スプレッドと取引手数料を足した取引コストが高いほど不利に。
自分のトレードスタイルに合わせて、スプレッドと取引手数料を合わせた取引コストが安い業者を選びましょう。
高いレバレッジとロスカット水準の低さ
プロトレーダーが海外FX会社を選ぶ際、高いレバレッジと低いロスカット水準は重要なポイントです。
レバレッジが高く、ロスカット水準が低い海外FX会社は以下の通りです。
海外FX会社 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 | 特徴 |
---|---|---|---|
Exness | 無制限(条件あり) | 0% | 実質21億倍も可能 |
Vantage | 1000倍 | 0% | ボーナスも利用可能 |
FXGT | 1,000倍 | 20% | 仮想通貨にも適用 |
TitanFX | 500倍(制限なし) | 20% | 口座残高による制限なし |
XMTrading | 1,000倍 | 20% | KIWAMI極口座で利用可能 |
最大レバレッジが高く、ロスカット水準が低いと下記のようなメリットがあります。
- 少額資金での大きな取引が可能
- 複数ポジションの同時保有がしやすい
- 利益の最大化の機会が多い
- 資金効率が良くなる
まとめると最大レバレッジの高さとロスカット水準の証拠金維持率の低さは、取引量や取引の自由度に直結するため、スペックの良い会社がいいということです。
ただし、高レバレッジは高リスクを伴うため、適切なリスク管理が必要になります。
基本的には最大レバレッジが高く、ロスカット水準が低い海外FX会社を選び、自身の取引スタイルとリスク許容度に合わせて取引をしていきましょう。
ゼロカットシステムの有無で追証リスクを回避
ゼロカットシステムは、急激な相場変動時に口座残高がマイナスになっても、その分の追加証拠金を支払う必要がない仕組みのことです。
国内FXでは当たり前の追証リスクを回避できる、安全性の面でかなり重要なシステムです。
- 借金の心配なく積極的な取引が可能
- 追証リスクの回避
- 突発的な市場変動への対応
- 心理的な安心感
以下のように海外FX会社は基本的にゼロカットシステムを導入しています。
海外FX会社 | ゼロカット | ロスカット水準 |
---|---|---|
Vantage | あり | 0% |
Exness | あり | 0% |
XMTrading | あり | 20% |
FXGT | あり | 20% |
AXIORY | あり | 20% |
TitanFX | あり | 20% |
ただし、少額の証拠金でハイレバレッジ取引を行うなどゼロカットシステムを故意に発動させる行為は会社によって禁止されている場合があります。
ゼロカットシステムに過度に頼らず、適切なリスク管理をするのが望ましいでしょう。
ゼロカットシステムは「最後の砦」と考え、できる限り発動させないよう慎重に取引を行なっていくと良いでしょう。
約定力の高さとスリッページの少なさ
プロトレーダーにとって、高い約定力と少ないスリッページは非常に重要です。
約定力の高さとスリッページの少なさは、特にスキャルピングやデイトレードを行う際に大きな影響を与えます。
- 注文の確実な執行
- 狙った価格での取引実現
- スキャルピングの効率向上
- 急激な相場変動時の対応力向上
以下の海外FX会社は約定力の高さとスリッページの少なさに定評があります。
海外FX会社 | 約定率 | 平均スリッページ | 特徴 |
---|---|---|---|
AXIORY | 99.99% | 0.1pip以下 | ECN方式採用 |
XMTrading | 99.98% | 0.03秒以内 | ノンディーリングデスク方式 |
ThreeTrader | 99.99% | 0.1pip以下 | 最狭スプレッド |
TitanFX | 99.99% | 0.1pip以下 | STP/ECN方式 |
高頻度に取引を行う場合は約定力とスリッページの少なさが利益に直結するため、複数の業者を比較して選びましょう。
出金スピードの速さと高額出金への対応力
プロが使うFX会社は、迅速な出金と高額出金への対応も一級品。
資金の流動性が高くなければ、柔軟な資金管理ができないためです。
- 資金の柔軟な運用が可能
- 急な資金需要への対応
- 利益の確実な確保
- 複数の取引戦略への資金配分
海外FX会社は、国内のFX会社と違い信託保全がないため利益を確実なものとするには出金が必要になります。
下記は、海外FX会社ごとの出金対応です。
海外FX会社 | 出金処理時間 | 最大出金額 | 高額出金実績 |
---|---|---|---|
Exness | 即時〜24時間 | 制限なし | 億単位の出金実績あり |
XMTrading | 24時間以内 | 制限なし | 1億円以上の出金実績あり |
FXGT | 24時間以内 | 1回500万円まで | 数千万円の出金実績あり |
AXIORY | 24〜48時間 | 制限なし | 数千万円の出金実績あり |
特に大口取引を行う場合は、高額出金への対応力が重要な判断基準になるでしょう。
プロが使う海外FX会社のメリット
続いては、プロが使う海外FX会社の関する5つのメリットを解説します。
プロが使う海外FX会社のメリット①ハイレバレッジでの取引が可能
海外FX会社の最大の魅力の一つは、高いレバレッジでの取引が可能な点です。
FX会社 | 最大レバレッジ | 特徴 |
---|---|---|
国内FX会社 | 25倍 | 金融庁の規制あり |
Exness | 無制限(条件あり) | 実質21億倍も可能 |
Vantage | 1000倍 | スプレッドが狭い |
FXGT | 1000倍 | 仮想通貨にも適用 |
XMTrading | 1000倍 | KIWAMI極口座で利用可能 |
最大レバレッジが高いことによるメリットは以下の通り。
- 少額の資金で大きな取引が可能
- 資金効率の大幅な向上
- 大きな利益を狙える機会の増加
- 多様な取引戦略の展開が可能
国内FXでは、ある程度の資金量がないとまとまった利益を出すのは難しいですが、海外FXなら少額から本格的な取引が可能です。
ただし、ハイレバレッジ取引はリスクも伴うため適切なリスク管理が不可欠。
海外FXにまだ慣れていない場合は、取引量を調整し、証拠金維持率を確認しながらトレードすると良いでしょう。
プロが使う海外FX会社のメリット②ゼロカットにより追証リスクなし
多くの海外FX会社が採用しているゼロカットシステムは、全てのトレーダーにとって大きなメリットになります。
ゼロカットシステムがない国内FXと海外FXを比較したのが以下の表です。
項目 | 国内FX会社 | 海外FX会社 |
---|---|---|
ゼロカット | なし | あり |
追証リスク | あり | なし |
口座残高 | マイナスになる可能性あり | 0円未満にならない |
取引戦略 | 追証を考慮する必要あり | より積極的な戦略が可能 |
ゼロカットシステムがあることで追証の心配なく取引に集中できることや、急激な相場変動が起きても損失を限定的なものにできる点がメリットになります。
特に、スイングトレードなどポジションを持ち越す場合、市場の暴落に対応することが難しい場合もあるでしょう。
そのような時にゼロカットシステムがあれば、口座残高以上の損失が出ないため資金管理はしやすくなります。
ゼロカットシステムを採用する海外FX会社を利用することにより、国内FX会社よりも積極的な取引ができるようになるのは大きなメリットです。
プロが使う海外FX会社のメリット③高約定力と低スプレッドでスキャルピングにも最適
多くの海外FX会社は、スキャルピングに適した取引環境を提供しています。
FX会社 | スプレッド(USD/JPY) | 約定率 |
---|---|---|
ThreeTrader | 0.0pips~(Rawゼロ口座) | 99.99% |
AXIORY | 0.8pips~(ナノ/テラ口座) | 99.99% |
XMTrading | 0.9pips~(KIWAMI極口座) | 99.98% |
スキャルピングに適した環境を提供している海外FX会社を使うことで以下のようなメリットが得られます。
- わずかな価格変動でも利益を得やすい
- 高頻度取引の効率が向上
- 取引コストの大幅な削減
- より精密な取引戦略の実行が可能
上記のメリットにより、プロトレーダーはより効率的な取引ができます。
高い約定率と狭いスプレッドは、特にスキャルピングやデイトレードをメインにしているトレーダーにおすすめです。
プロが使う海外FX会社のメリット④仮想通貨やゴールドなど多彩な金融商品が取引可能
プロトレーダーが海外FX会社を選ぶ理由の一つに、仮想通貨やゴールドなど多彩な金融商品を取り扱っていることが挙げられます。
- 市場状況に応じて様々な銘柄を取引できる
- 異なる市場間の相関関係を活用した戦略構築が可能
例えば以下の海外FX会社では、仮想通貨やゴールドなどを取り扱っています。
FX会社 | 取扱商品 | 特徴 |
---|---|---|
FXGT | 仮想通貨40種類 | 最大レバレッジ1,000倍で取引可能 |
XMTrading | 株価指数、商品CFD、株式デリバティブ | 1300種類以上の多様な取引商品 |
AXIORY | 各種CFD(株価指数、株式、エネルギー、ゴールドなど) | 200種類以上に対応 |
多彩な金融商品を扱う海外FX会社を選ぶことで、リスクの分散や利益を得られる機会の拡大につながります。
プロが使う海外FX会社のメリット⑤自動売買(EA)やMT4/MT5取引ツールの利用が可能
多くの海外FX会社が提供するMT4/MT5プラットフォームは、自動売買(EA、エキスパートアドバイザー)の利用が可能です。
そのほかにも、MT4やMT5には以下のような機能とメリットがあります。
機能 | メリット |
---|---|
自動売買EA | 24時間無人での取引が可能 |
カスタムインジケーター | 独自の分析ツールの作成と使用 |
バックテスト機能 | 過去のデータを使用した戦略検証 |
マルチチャート表示 | 複数の通貨ペアや時間軸の同時監視 |
自動売買を使えば、ルール通りのシステマチックな取引が可能になります。
また、使えるカスタムインジケーターを探せば利益を狙えるチャンスをより多く見つけることもできるでしょう。
プロが使う海外FX会社に関する注意点
続いて、プロが使う海外FX会社の関する注意点を解説します。
レバレッジ倍率による証拠金への影響
高いレバレッジを利用した取引は収益機会が増えると同時に大きなリスクも伴います。
- 高レバレッジほど、小さな価格変動で大きな損益が発生
- 価格変動による証拠金維持率の急激な低下に注意
- 適切なポジションサイズの管理が重要
- 常にリスク管理を意識した取引が必要
当たり前ですが、口座の最大レバレッジを使うような注文をしてしまうと少しの値動きで一瞬でロスカットされてしまいます。
最大レバレッジが1000倍だからと言って、1000倍をフルで使うような取引はしないのがおすすめです。
証拠金維持率は常に意識しながらトレードをするよう心がけましょう。
ボーナスキャンペーンの条件と禁止事項の確認
多くの海外FX会社がボーナスキャンペーンを提供していますが、ボーナスには条件や禁止事項が設けられています。
以下はボーナスの種類と条件の一例です。
ボーナスの種類 | 一般的な条件 | 注意点 |
---|---|---|
入金ボーナス | 一定量の取引が必要 | 出金制限に注意 |
取引ボーナス | 取引量に応じて付与 | 期限内の利用が必要 |
キャッシュバック | スプレッドの一部を還元 | 対象通貨ペアを確認 |
特にボーナスに関して厳しく決められているのは、ボーナスを利用した悪質な取引に関してです。
ボーナスを利用してゼロカット前提で最大レバレッジを利用するような取引をすることや、ボーナスを使って両建てアービトラージを行うことなどが該当します。
このような取引を行うと、ボーナス取消だけでなく海外FX会社による出金拒否にもなりかねないため注意してください。
両建て取引やEA利用の可否を事前チェック
プロトレーダーの中には、両建て取引やEA(エキスパートアドバイザー)を利用する方も多いでしょう。
両建て取引やEAなどの取引は、海外FX会社によって制限されている場合があります。
取引手法 | 注意点 |
---|---|
両建て取引 | 同一業者の複数口座間、複数業者間の両建ては禁止されている場合が多い |
EA利用 | EA利用がOKでも過度な高頻度取引は制限される場合がある |
スキャルピング | 会社によって禁止されていることもある |
両建て取引、自動売買、スキャルピングをする場合は以下のチェックポイントをおさえておきましょう。
- 利用規約や取引条件
- 不明点は顧客サポートに問い合わせて確認
- テスト環境(デモ口座)で実際に試す
- 他のトレーダーの経験談や口コミを参考にする
規約違反を犯してしまうと、悪意の有無に関わらず出金拒否や口座凍結になる可能性があります。
特殊な取引を行う場合は、事前に確認しておきましょう。
出金手続きや反映までのスピードを把握
出金手続きや反映までのスピードは、出金方法によって大きく異なります。
出金方法 | 一般的な所要時間 | 注意点 |
---|---|---|
銀行送金 | 3~5営業日 | 手数料が高い場合がある |
電子決済(Skrill, Netellerなど) | 24時間以内 | 追加の手数料に注意 |
仮想通貨 | 数時間~24時間 | 為替レートの変動リスクあり |
- 出金可能額の計算方法を理解する
- 出金手数料を事前に確認する
- 本人確認書類の準備を怠らない
- 大口出金の場合、事前に会社に連絡する
出金は各会社によって条件や方法が異なることもあります。例えば、大口出金をする場合は事前に連絡が必要だったり、金額次第で別途手数料が発生したりなど。
また、出金に時間がかかる海外FX会社も存在します。
業者のサイトだけでなくSNSなどで利用者の声も確認し、できる限りスムーズに出金できる海外FX会社を選ぶと良いでしょう。
スプレッド拡大時に備えてリスクヘッジをしておく
海外FX会社のほとんどの口座は変動スプレッド制です。国内FX会社のように固定スプレッドではありません。
そのため市場の急激な変動時や重要経済指標の発表時には、スプレッドが大幅に拡大する可能性があります。
海外FX口座を利用する場合は、スプレッドの拡大に対して事前に認識を持っておくことが重要です。
状況 | スプレッド拡大の可能性 | 対策 |
---|---|---|
重要経済指標発表時 | 非常に高い | 発表前後の取引を避ける |
市場の流動性が低い時間帯 | 高い | 取引量を減らす |
突発的な政治・経済イベント | 高い | ストップロスの設定を広めにする |
スプレッド拡大に関しては、下記のポイントをおさえておくと良いでしょう。
- 取引手数料ありの口座の利用を検討する
- 複数の海外FX会社を利用し、リスクを分散する
- スプレッド拡大時の自動アラート設定を活用する
- ポジションサイズを適切に管理し、過度なリスクを避ける
- 指標発表時のトレードを避ける
海外FXには、大きなメリットがある一方で、このような国内FXにはない特殊な仕様も存在します。
あらかじめ把握しておくことや、準備をしておくことが無駄な損失を増やさないために重要なのです。
プロが使う海外FX会社に関するよくある質問
最後に、プロが使う海外FX会社に関するよくある質問にお答えしていきます。。
プロが使う海外FX会社の最低取引単位はいくら?
海外FX会社の最低取引単位は、通常0.01ロット(1,000通貨)です。ただし、会社によって異なる場合があります。
FX会社 | 最低取引単位 | 備考 |
---|---|---|
XMTrading | 0.01ロット(1,000通貨) | マイクロ口座で利用可能 |
Exness | 0.01ロット(1,000通貨) | すべての口座タイプで利用可能 |
TitanFX | 0.001ロット(100通貨) | Zeroマイクロ口座で利用可能 |
プロが使う海外FX会社で仮想通貨取引はできる?
仮想通貨は、海外FX会社によって取扱の有無が異なります。
本記事で紹介した海外FX会社の取扱の有無は以下の通りです。
海外FX会社 | 仮想通貨の取扱有無 |
---|---|
Exness | ⚪️ |
XMTrading | ⚪️ |
ThreeTrader | ⚪️ |
FXGT | ⚪️ |
AXIORY | × |
TitanFX | ⚪️ |
TradeView | ⚪️ |
国内FXと海外FXの税金の違いは?
海外FXで得た利益も、国内FXと同様に課税対象となります。ただし、税制は国内FXとは異なります。
項目 | 海外FX | 国内FX |
---|---|---|
課税方式 | 総合課税 | 申告分離課税 |
税率 | 所得税5~45%(復興所得税除く) 住民税10% | 所得税15%(復興所得税除く) 住民税5% |
海外FXで得られた利益は、確定申告または住民税の申告が必要です。
税金の申告は自分でできますが、不慣れな方は税理士に相談しましょう。
プロが使う人気の国内FX会社は?
海外FX会社を利用するプロトレーダーの中にも、リスク分散や特定の取引条件を求めて国内FX会社も併用する場合があります。
- 金融庁が規制しているため安全性が高い
- 日本語サポートが充実している
- 取引所FXなど特殊な取引形態が利用可能
- 確定申告の手続きが比較的簡単
以下は、プロトレーダーにも人気の国内FX会社です。
FX会社 | 特徴 |
---|---|
GMOクリック証券 | 業界最狭水準のスプレッドでコストパフォーマンス高い取引が可能 |
SBI FXトレード | 充実した取引ツールで高度な分析が可能 |
DMM FX | 取引高2年連続No.1。PCでもスマホでも取引しやすい |
プロトレーダーは、海外FX業者と国内FX業者それぞれの特徴を活かし、最適なポートフォリオを構築することで、より安定した取引環境を実現しています。
初心者がFX専業トレーダーとして稼ぐには?
初心者が専業トレーダーとして稼ぐためには、知識を習得して取引経験を積む必要があります。
- 十分な資金を確保する(最低でも生活費の6ヶ月分)
- 戦略的な取引を心がける
- 一喜一憂せず冷静に取引をする
- リスク管理を徹底する(総資金の1-2%以内で取引するなど)
- チャートや経済指標に対する分析力の向上に努める
初心者が専業トレーダーとして成功するには、少なくとも数年の経験が必要になるでしょう。
海外FX業者の口座開設に必要な書類は?
プロが使う海外FX業者の口座開設には、通常いくつかの書類が必要です。
これらの書類は、マネーロンダリング防止や本人確認のために要求されます。
書類の種類 | 注意点 |
---|---|
身分証明書 (パスポート、運転免許証など) | 有効期限内のもの |
住所証明書 (公共料金の請求書、銀行取引明細書など) | 3ヶ月以内に発行されたもの |
資金源証明 (給与明細、銀行残高証明書) | 大口入金時に要求される場合あり |
- 書類は鮮明で判読可能なものを用意
- オンラインでアップロード可能な形式(JPEGやPDF)で準備
- 必要に応じて英語への翻訳を用意
- 追加書類の要求に迅速に対応
これらの書類を事前に準備しておくことで、スムーズに口座の開設ができます。
億トレーダーがFX業者選びで注目しているポイントは?
FXで億単位の利益を稼いでいる億トレーダーは、特に以下のようなポイントに注目して海外FX会社を選んでいます。
- ハイレバレッジでロスカット水準が低い
- 禁止事項が少なく様々なトレードスタイルに対応可能
- 高額出金の実績がある
海外FX業者をおすすめしないのはどんな人?
海外FXはハイリスクハイリターンの投資のため、おすすめしないのは以下のような人です。
- FX初心者
- 適切な資金管理ができない
- 信託保全がある安全なFX会社で取引したい
海外FX業者は日本の金融庁の認可にはないため、トレーダー自身が海外FX業者の安全性について調べ、適切な資金管理や安全対策を行う必要があります。
プロが使うFX会社解説まとめ
今回は、プロが使うおすすめの海外FX会社について解説しました。
海外FX会社を利用する際は、以下の注意点をおさえておくことで、トラブルなく安全に取引を行うことができます。
- 高レバレッジに伴うリスクを十分に理解し、適切な資金管理を行う
- ゼロカットシステムの有無と条件を確認する
- ボーナスや特典の利用規約を熟読する
- 出金手続きと所要時間を事前に把握する
- 税務申告の複雑さを考慮し、取引記録を適切に管理する
海外FXがはじめての方は、デモ口座を活用したり、口座開設ボーナスがある業者で自己資金を使わずに取引を試してみるのがおすすめです。
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