海外FXのレバレッジ比較!最大や無制限・おすすめ業者を徹底解説

海外FXでは、数百倍から無制限まで高いレバレッジで資金効率の高い取引を楽しむことができます。

高いレバレッジをかける分リスクも高まりますが、ゼロカットという海外FX特有の仕組みにより、自己資金以上の損失が発生する心配はありません。

この記事では、海外FX業者のレバレッジを徹底比較し、おすすめ業者をランキング形式でご紹介していきます。

海外FX初心者の方も、この記事を読めばレバレッジについて理解を深め、自分に合った業者を選ぶことができるでしょう。

なお、レバレッジの高さを含めた海外FX業者の総合ランキングは「海外FX業者おすすめランキング!優良で人気の海外口座を徹底比較」で紹介しているので参考にしてください。

目次

海外FXのレバレッジとは

まずは、海外FXのレバレッジについて詳しく見ていきましょう。

ランキングをすぐに見たい方はこちら

国内FXと海外FXのレバレッジ倍率の違い

国内FXと海外FXのレバレッジの違い

国内FXと海外FXでは、レバレッジに関する規制や特徴が大きく異なります。

国内FXでは法律により25倍までに規制されていますが、海外FXは数百倍〜実質無制限のレバレッジをかけられます。

項目国内FX海外FX
最大レバレッジ25倍(法律で規制)数百倍~無制限(業者により異なる)
レバレッジの変更制限あり比較的自由に変更可能
ロスカット水準50~100%前後0~20%前後
追証(追加証拠金)発生する可能性あり発生しない(ゼロカットシステム)
国内FXと海外FXのレバレッジの違い

海外FXでは、高いレバレッジを活用することで、少額の資金でも大きな取引が可能です。

ゼロカットは海外FX特有の仕組み

ゼロカットは海外FX特有の仕組み

海外FXの特徴的な仕組みの一つに、ゼロカットシステムがあります。

これは、急激な相場変動時に口座残高がマイナスになることを防ぐ仕組みです。

ゼロカットシステムの主な特徴は以下の通りです。

ゼロカットシステムの特徴
  • 口座残高が0円以下にならないよう保護される
  • 追証(追加証拠金)が発生しない
  • 入金額以上の損失を被るリスクがない

国内FXと海外FXのリスク管理の違いを比較すると、以下のようになります。

比較項目国内FX海外FX(ゼロカットシステムあり)
口座残高マイナス発生する可能性あり発生しない
追証(追加証拠金)発生する可能性あり発生しない
最大損失額入金額以上の損失の可能性あり入金額が最大損失額
リスク管理の違いを比較

ゼロカットシステムにより、海外FXではハイレバレッジ取引を比較的安全に行うことができます。

口座タイプによって最大レバレッジが異なる

海外FXの最大レバレッジは口座タイプによって異なる

海外FXのレバレッジの前提として、多くの海外FX業者が複数の口座タイプを提供しており、口座タイプによって最大レバレッジを含めたスペックが異なるという点には注意が必要です。

多く見られるのは、初心者向けのSTP口座と中級者向けのECN口座が用意されているケースです。

STP口座
(初心者向け)
ECN口座
(中級者向け)
最大レバレッジ高い傾向低い傾向
ボーナス適用される傾向適用されない傾向
取引コストスプレッドのみスプレッド+取引手数料
取引透明性低め高め

口座タイプによって特徴が異なりますので、自分のトレードスタイルに合わせて口座タイプを選びましょう。

ここでは、STP口座とECN口座のそれぞれで海外FX業者のレバレッジを比較していきます。

主要な海外FX業者の初心者向け口座(STP口座)の比較表は、以下の通りです。

スクロールできます
海外FX業者最大レバレッジ口座タイプロスカット水準初回最低入金額
Exness無制限スタンダード0%150ドル
BigBoss2222倍デラックス0%1円
AXIORY2000倍マックス0%1100円
HFM2000倍プレミアム20%1円
XMTrading1000倍スタンダード20%5ドル
STP口座レバレッジ比較

次に、中級者向け口座の比較表をご紹介します。

スクロールできます
海外FX業者最大レバレッジ口座タイプロスカット水準初回最低入金額
Exness無制限ロースプレッド0%1,000ドル
HFM2000倍ゼロ20%1円
BigBoss1111倍プロスプレッド20%1円
FXGT1000倍ECN40%5ドル
XMTrading1000倍KIWAMI極20%5ドル
ECN口座レバレッジ比較

実際にレバレッジを重視して海外FX業者を選ぶには、このほかにも安全性や約定力、スプレッドなど様々な要素を総合的に判断していく必要があります。

続いては、いよいよ最大レバレッジが高いおすすめ業者ランキングを見ていきましょう。

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング

ここではレバレッジの高さだけでなく、安全性や取引条件なども考慮した総合的な観点から、おすすめの海外FX業者をランキング形式でご紹介します。

海外FX業者最大レバレッジロスカット水準
1位
Exness
無制限0%
2位
BigBoss
2222倍20%
3位
AXIORY
2000倍20%
4位
HFM
2000倍20%
5位
XMTrading
1000倍20%
6位
FXGT
1000倍20%
7位
TitanFX
1000倍20%
8位
MYFXMarketet
1000倍20%
9位
ThreeTrader
1000倍20%
10位
iFOREX
400倍0%

1位 Exness:無制限

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング1位はExness
Exness公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング1位は、Exnessです。

Exnessの特徴
  • 最大レバレッジ:無制限(実質21億倍)
  • ロスカット水準:0%
  • スプレッド:最小0pips~
  • ゼロカットシステム:あり
  • スキャルピング:制限なし

Exnessでは、口座開設直後から最大レバレッジ2000倍が利用可能です。

さらに、以下3つの条件を達成すれば無制限レバレッジが解放されます

無制限レバレッジの条件
  1. 有効証拠金が1,000USD(相当)未満であること
  2. リアル口座で合計10回以上の取引を完了すること(指値注文を除く)
  3. リアル口座で合計5ロット(50万通貨)以上の取引を完了すること

これらの条件は比較的簡単に達成できるため、Exnessなら海外FX初心者でも無制限レバレッジを利用できます。

MYFXメディア

極端に高いレバレッジでの取引はリスクも高くなるため、リスク管理を徹底しましょう。

Exnessは、高レバレッジと低スプレッドを組み合わせた取引環境を提供しており、スキャルピングやデイトレードをしたい人におすすめです。

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2位 BigBoss:2222倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング2位はBigBoss
BigBoss公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング2位は、BigBossです。

BigBossでは、口座タイプによって最大レバレッジ2222倍での取引が可能です。

口座タイプ最大レバレッジロスカット水準取引手数料
スタンダード口座1,111倍20%無料
プロスプレッド口座1,111倍20%1ロット片道4.5ドル
デラックス口座2,222倍0%(アイテム使用時)1ロット片道2.5ドル

BigBossの特徴は、デラックス口座でのアイテム使用によるスペック強化です。

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アイテムの使用で、最大レバレッジを2,222倍に引き上げたり、ロスカット水準を0%に変更したりできます。

また、BigBossは豊富なボーナスキャンペーンも魅力の一つです。

デラックス口座では、総額約200万円以上が受け取れる入金ボーナスキャンペーンの対象となっています。

BigBossは、高いレバレッジとボーナスの両立を求める投資家にとって、非常に魅力的な選択肢の1つです。

3位 AXIORY:1000倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング3位はAXIORY
AXIORY公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング3位は、最大レバレッジ2000倍のAXIORYです。

口座タイプ最大レバレッジロスカット水準取引手数料
マックス口座2000倍0%なし
スタンダード口座1000倍20%なし
ナノ/テラ口座(ECN)1000倍20%あり
口座タイプ別レバレッジ

AXIORYの特徴は、以下の通りです。

AXIORYの特徴
  • 高い約定力
  • cTrader取引プラットフォームの利用が可能
  • 狭いスプレッド(ナノ/テラ口座)
  • スキャルピングに適した取引環境

マックス口座は最大レバレッジ2000倍でロスカット水準0%、取引手数料なしという魅力的なスペックを持っています。

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ナノ/テラ口座は、狭いスプレッドと高い約定力を活かしたスキャルピングに適しています。

AXIORYは、高レバレッジと優れた取引環境のバランスが取れた海外FX業者といえるでしょう。

4位 HFM(HotForex):2000倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング4位はHFM(HotForex)
HFM公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング4位は、最大レバレッジ2000倍のHFM(HotForex)です。

HFMの特徴は、以下の通りです。

最大レバレッジ2000倍
(トップアップボーナス口座のみ1000倍)
ロスカット水準20%
口座タイプZERO口座、PRO口座、PREMIUM口座など5種類
ゼロカットシステムあり
ボーナス入金ボーナスキャンペーンあり(トップアップボーナス口座のみ)
HFMの特徴と詳細

HFMは、高レバレッジと比較的緩やかな制限を組み合わせているため、大口取引を行いたい投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

5位 XMTrading:1000倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング5位はXMTrading
XMTrading公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング5位は、最大レバレッジ1000倍のXMTradingです。

口座タイプ最大レバレッジ
マイクロ口座1000倍
スタンダード口座1000倍
KIWAMI極口座1000倍
ゼロ口座500倍
口座タイプ別レバレッジ

XMTradingの特徴は、以下の通りです。

XMTradingの特徴
  • 豊富なボーナス(口座開設ボーナス、入金ボーナスなど)
  • 低スプレッド(KIWAMI極口座やゼロ口座)
  • 主要通貨のスワップフリー対応(KIWAMI極口座)
  • 高い信頼性と安全性
  • 充実した日本語サポート

XMTradingは、1000倍という高いレバレッジに加えて、豊富なボーナスや優れた取引環境を提供しています

特に、KIWAMI極口座は低スプレッドと取引手数料無料、主要通貨のスワップフリー対応などの特徴を持っています。

MYFXメディア

XMTradingでは13,000円の口座開設ボーナスがあるため、リスクを抑えて取引を試すことが可能です。

これらの特徴から、XMTradingは海外FX初心者から上級者まで、幅広いトレーダーに支持されている業者といえるでしょう。

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6位 FXGT:1000倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング6位はFXGT
FXGT公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング6位は、最大レバレッジ1000倍のFXGTです。

2019年に設立されましたが、短期間で多くのトレーダーから支持を得ています。

FXGTの口座タイプ別レバレッジは以下の通りです。

口座タイプ最大レバレッジ
ミニ口座1000倍
スタンダード+口座1000倍
ECN口座1000倍
プロ口座1000倍
CryptoMax口座500倍
口座タイプ別レバレッジ

FXGTの特徴は、以下の通りです。

FXGTの特徴
  • 仮想通貨取引も最大レバレッジ1000倍で可能
  • 豊富なボーナスキャンペーン(プロ口座、ECN口座は対象外)
  • ゼロカットシステム採用
  • 日本語サポート対応
  • MT4、MT5両方に対応

FXGTは、仮想通貨取引でも最大1000倍のレバレッジを提供しています。

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7,777円の口座開設ボーナスなど、常時キャンペーンを開催しています。

FXGTは、高いレバレッジと豊富なボーナス、さらに仮想通貨取引にも対応した取引環境を求める投資家におすすめです。

7位 TitanFX:1000倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング7位はTitanFX
Titanfx公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング7位は、最大レバレッジ1000倍のTitanFXです。

TitanFXの口座タイプ別レバレッジは以下の通りです。

口座タイプ最大レバレッジ特徴
マイクロ口座1000倍1,000通貨単位での取引が可能
スタンダード口座500倍取引手数料無料
ブレード口座(ECN)500倍低スプレッド(0.0pips~)
口座タイプ別レバレッジ

TiranFXの特徴は、以下の通りです。

TitanFXの特徴
  • 口座残高によるレバレッジ制限なし
  • 低スプレッド(特にブレード口座)
  • 高い約定力
  • MT4、MT5に対応
  • ゼロカットシステム採用

TitanFXは、レバレッジの高さだけでなく、取引環境にも力を入れています。

特にブレード口座(ECN口座)は、低スプレッドと高い約定力を提供しています

MYFXメディア

取引コストを重視する場合は、最大レバレッジは500倍ですが、低スプレッドが魅力的なブレード口座を選択するのがおすすめです。

TitanFXは、高レバレッジと優れた取引環境のバランスが取れた海外FX業者といえるでしょう。

8位 MYFX Markets:1000倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング8位はMYFX Markets
MYFX Markets公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング8位は、最大レバレッジ1000倍のMYFX Marketsです。

MYFX Marketsの口座タイプ別レバレッジは、以下の通りです。

口座タイプ最大レバレッジ特徴
スタンダード口座1000倍取引手数料なし
プロ口座500倍低スプレッド(0.0pips~)
取引手数料あり(10万通貨あたり6.65ドル)
口座タイプ別レバレッジ

MYFX Marketsの特徴は、以下の通りです。

MYFX Marketsの特徴
  • 業界最狭水準のスプレッド
  • 高い約定力
  • MT4、MT5に対応
  • ゼロカットシステム採用
  • FXを含む多くの金融商品が取引可能

MYFX Marketsは業界最狭水準のスプレッドを提供しているため、取引コストを抑えたいトレーダーにおすすめです。

MYFXメディア

頻繁に取引を行うデイトレーダーにおすすめです。

MYFX Marketsは、低コストと高品質な取引環境を重視する方に適した海外FX業者といえるでしょう。

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9位 ThreeTrader:1000倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング9位はThreeTrader
ThreeTrader公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング9位は、最大レバレッジ1000倍のThreeTraderです。

ThreeTraderは入金・出金手数料がなく、スプレッドが非常に狭い特徴があります

ThreeTraderの口座タイプ別レバレッジは以下の通りです。

口座タイプ最大レバレッジ特徴
Pureスプレッド口座1000倍低スプレッド(0.5pips~)
取引手数料なし
Rawゼロ口座1000倍超低スプレッド(0.0pips~)
取引手数料あり(10万通貨あたり2ドル)
口座タイプ別レバレッジ

ThreeTraderの特徴は、以下の通りです。

ThreeTraderの特徴
  • 入金・出金手数料なし
  • 業界最狭水準のスプレッド
  • ゼロカットシステム採用
  • MT4、MT5に対応
  • 日本語サポート対応

ThreeTraderは、入金・出金手数料がなく狭いスプレッドを提供しているため、取引コストを重視する投資家におすすめです。

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特にRawゼロ口座では、スプレッドが0pipsから提供されており、国内FX業者並みの超低コストで取引できます。

ThreeTraderは、コストを重視する投資家に適した海外FX業者といえるでしょう。

10位 iFOREX:400倍

海外FX業者の最大レバレッジおすすめランキング10位はiFOREX
iFOREX公式サイト

海外FXのレバレッジおすすめランキング10位は、最大レバレッジ400倍のiFOREXです。

他の業者と比べてレバレッジは低めですが、独自の特徴を持っています。

特徴詳細
最大レバレッジ400倍
ロスカット水準0%
口座タイプ1種類のみ
ゼロカットシステムあり
取引プラットフォーム独自のプラットフォーム(MT4/MT5非対応)
口座タイプ別レバレッジ

iFOREXの特徴は、以下の通りです。

iFOREXの特徴
  • ロスカット水準が0%で、証拠金がゼロになるまで取引を続けられる
  • 豊富な取引銘柄(FX、株式CFD、コモディティなど)
  • 独自の取引プラットフォームを使用

iFOREXは、レバレッジは400倍と他社と比べて低めですが、ロスカット水準が0%に設定されているため、証拠金がゼロになるまで取引を続けることができます

MYFXメディア

比較的低いレバレッジでもハイリスク・ハイリターンな取引が可能です。

ただし、iFOREXには以下の注意点もあります。

注意点
  • スキャルピングが禁止されている
  • MT4/MT5に対応していないため、自動売買(EA)が利用できない
  • スプレッドが他社と比べてやや広い

iFOREXは、独自の取引環境を好む投資家や、長期保有を中心とした取引戦略を持つ投資家に適した海外FX業者といえるでしょう。

特に、ロスカット水準が0%という特徴を活かしたトレードを行いたい投資家におすすめです。

最大レバレッジが高い海外FX業者のおすすめの選び方

海外FXでレバレッジの高い業者を選ぶ際には、レバレッジ倍率に加え、次の4つのポイントを比較するのがおすすめです。

ハイレバ業者のチェックポイント
  • 証拠金残高や取引量によるレバレッジ制限
  • 自分が使いたい口座タイプの最大レバレッジ
  • ロスカット水準
  • 運営の安全性・信頼性

証拠金残高や取引量による制限をチェック

証拠金残高や取引量によるレバレッジの制限をチェック

多くの海外FX業者では、証拠金残高や取引量に応じてレバレッジに制限がかけられています。

この制限は業者によって大きく異なるため、自分の取引スタイルに合った業者を選ぶことが重要です。

証拠金残高によるレバレッジ制限では、以下のように最大レバレッジの制限が課されます。

証拠金残高最大レバレッジ
0~10,000ドル1000倍
10,001~50,000ドル500倍
50,001~100,000ドル200倍
100,001ドル以上100倍
口座残高によるレバレッジ制限の例

取引量によるレバレッジ制限(ダイナミックレバレッジ)の例も紹介します。

取引量(ロット)最大レバレッジ
0~1ロット1000倍
1.01~5ロット500倍
5.01~10ロット200倍
10.01ロット以上100倍
取引量によるレバレッジ制限

これらの制限は業者によって異なるため、自分の取引スタイルや資金規模に合わせて適切な業者を選ぶことが重要です。

MYFXメディア

大口取引を行う予定がある場合は、レバレッジ制限が厳しくない業者を選ぶべきでしょう。

TitanFXやThreeTraderなどは、口座残高によるレバレッジ制限を設けていません。

このような業者は、大口取引を行いたい投資家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

口座タイプによる制限をチェック

口座タイプによるレバレッジの制限をチェック

海外FX業者の多くは、複数の口座タイプを提供しており、それぞれの口座タイプによってレバレッジや取引条件が異なります。

各口座タイプの特徴を比較すると、以下の通りです。

スクロールできます
口座タイプレバレッジスプレッド取引手数料適している取引スタイル
スタンダード口座高め中程度なし初心者、中長期保有
ECN口座中程度狭いあり短期売買、スキャルピング
プロ口座高め狭いあり大口取引、頻繁な取引
ゼロスプレッド口座低めゼロあり超短期売買、高頻度取引
口座タイプの特徴

例えば、AXIORYの場合、以下のような口座タイプ別のレバレッジ設定があります。

口座タイプごとのレバレッジ設定の例
  • マックス口座:最大2000倍(スプレッドは広め)
  • スタンダード口座:最大1000倍
  • ナノ/テラ口座(ECN):最大1000倍(スプレッドは狭め)

自分の取引スタイルや目的に合わせて、適切な口座タイプを選択することが重要です。

MYFXメディア

高いレバレッジを求めるなら、スタンダード口座やプロ口座がおすすめです。

一方、スキャルピングやデイトレードを主に行う場合は、レバレッジは低めでもスプレッドの狭いECN口座やゼロスプレッド口座を選ぶ方が有利な場合もあります。

海外FX会社のロスカット水準の低さを比較

海外FX会社のロスカット水準の低さを比較

ロスカット水準は、強制的にポジションが決済される証拠金維持率のことです。

海外FX業者によってこの水準は異なり、一般的に以下のような傾向があります。

ロスカット水準の傾向
  • 平均的なロスカット水準:20%
  • 高めのロスカット水準:50%~100%
  • 低めのロスカット水準:10%以下

ロスカット水準が低いほどより多くの含み損に耐えられるため、ハイレバレッジ取引を行う上では有利です。

主要な海外FX業者のロスカット水準を比較すると、以下のようになります。

海外FX業者ロスカット水準
Exness0%
BigBoss20%(デラックス口座は0%に設定可能)
AXIORY0%(マックス口座)
20%(その他の口座)
XMTrading20%
FXGT20%
TitanFX20%
iFOREX0%
海外FX業者ロスカット水準比較

ロスカット水準が0%の業者(ExnessやiFOREXなど)では、理論上は証拠金がゼロになるまで取引を続けることができます。

変動の激しい通貨ペアで取引する場合は、ロスカット水準が低い業者を選んだほうがいいでしょう。

海外FX業者の安全性も確認

ハイレバレッジ取引を行う際は海外FX業者の安全性も確認

海外FXでハイレバレッジ取引を行う際は、レバレッジの高さだけでなく、海外FX業者の安全性も重要な選択基準です。

以下の点を確認することで、より安全な取引環境を選べます。

  • 金融ライセンスの取得状況:
    信頼できる金融ライセンスを取得している海外FX業者を選ぶ
  • 運営実績と評判:
    運営歴が長く、悪質な出金拒否の評判がない海外FX業者を選ぶ
  • 資金管理方法:
    信託保全や資金の保証義務の明記がある海外FX業者を選ぶ
  • ゼロカットの採用:
    一部の海外FX業者はゼロカットを採用していないので注意
  • 出金速度や安全性:
    スムーズな出金ができているか評判をチェック

安全性が高い海外FX業者は「海外FXの安全性ランキング!危険性が低く信頼性が高い業者」で紹介しています。

海外FXのレバレッジ制限や規制

海外FXでは、国内FXと比べてレバレッジが高く設定できますが、多くの業者が独自の制限や規制を設けています。

ここでは、主な制限や規制について詳しく解説します。

口座残高による制限・規制

海外FXのレバレッジは口座残高による制限・規制がある

多くの海外FX業者では、口座残高(有効証拠金)に応じてレバレッジが制限されます。

一般的に、口座残高が多くなるほどレバレッジが低く制限される傾向があります

口座残高最大レバレッジ
0~10,000ドル1000倍
10,001~50,000ドル500倍
50,001~100,000ドル200倍
100,001ドル以上100倍
口座残高によるレバレッジ制限の例

この制限は、大口取引者のリスクを抑制する目的で設けられています。

ただし、TitanFXやThreeTraderなどのように、口座残高によるレバレッジ制限を設けていない場合もあります。

保有ポジション額や取引数量による制限・規制

海外FXのレバレッジは保有ポジション額や取引数量による制限・規制もある

一部の海外FX業者では、保有ポジション額や取引数量(ロット数)に応じてレバレッジが制限される「ダイナミックレバレッジ」を採用しています。

取引量(ロット)最大レバレッジ
0~1ロット1000倍
1.01~5ロット500倍
5.01~10ロット200倍
10.01ロット以上100倍
ダイナミックレバレッジの例

この制限は、大量のポジションを持つトレーダーのリスクを管理するために設けられています。

ただし、このような制限は一部の業者のみで採用されており、多くの業者では採用していません。

通貨ペアごとの制限・規制

海外FXのレバレッジは通貨ペアごとに制限・規制がある

海外FX業者では、通貨ペアごとに最大レバレッジが異なることがあります。

具体例は、以下の通りです。

通貨ペアの種類最大レバレッジ
メジャー通貨ペア1000倍EUR/USD, USD/JPY, GBP/USD
マイナー通貨ペア500倍EUR/CAD, AUD/NZD, GBP/CHF
エキゾチック通貨ペア100倍USD/TRY, EUR/PLN, USD/ZAR
通貨ペアごとの最大レバレッジの例

これらの制限は、通貨ペアの流動性やボラティリティに基づいて設定されています。

トレーダーは取引したい通貨ペアのレバレッジ制限を事前に確認しましょう。

仮想通貨やCFD銘柄による制限・規制

海外FXのレバレッジは仮想通貨やCFD銘柄による制限・規制がある

多くの海外FX業者では、FX取引だけでなく仮想通貨やCFD(株価指数、商品など)の取引も提供しています。

これらの銘柄は、FXと比べてレバレッジが低く設定されていることが多いです。

商品最大レバレッジ
仮想通貨(ビットコインなど)20倍~100倍前後
株価指数CFD100倍~200倍前後
商品CFD(金、原油など)50倍~200倍前後
個別株CFD5倍~20倍前後
CFD最大レバレッジの例

これらの制限は、各商品の特性やリスクに基づいて設定されています。

仮想通貨やCFD取引を行う際は、適用されるレバレッジを事前に確認し、リスク管理を適切に行うことが重要です。

経済指標発表時の一時的なレバレッジ規制にも注意

海外FXでは経済指標発表時の一時的なレバレッジ規制にも注意

重要な経済指標の発表時など、相場が大きく動く可能性が高い時間帯は、一時的にレバレッジが制限されることがあります

これは、急激な相場変動によるリスクを軽減するための措置です。

経済指標発表時のレバレッジ制限の例は、以下の通りです。

レバレッジ制限の例
  • 通常時:最大1000倍
  • 重要経済指標発表前後:最大100倍~200倍
  • 制限期間:指標発表の15分前から発表後5分程度

これらの一時的な制限は、業者によって異なります。

MYFXメディア

事前に公式サイトやメールで通知されることが一般的です。

トレーダーは、重要な経済指標の発表スケジュールを把握し、レバレッジ制限に注意を払う必要があります。

海外FXのレバレッジを活用したハイレバトレードのコツ

海外FXのハイレバレッジを活用することで、大きな利益を狙うことができますが、同時にリスクも高くなります。

ここでは、ハイレバトレードをできる限り安全に行うためのコツを解説します。

損切りルールを徹底して守る

海外FXのレバレッジ取引では損切りルールを徹底して守る

ハイレバトレードでは、わずかな価格変動で大きな損失が発生する可能性があります。

そのため、以下のような損切りルールを設定し、厳格に守ることが非常に重要です。

損切りをするときのルールの例
  • 1トレードあたりの最大損失額を証拠金の1%以下に設定する
  • エントリー価格から10pips以上動いたら損切りする
  • 含み損が証拠金の5%を超えたら全ポジションを決済する

急な値動きによって損切りが遅れてしまうことがないように、あらかじめストップロス注文を設定しておきましょう。

損切りを徹底することで大きな損失を避け、長期的に安定したトレードを行うことができます。

スプレッドの広さによるコストにも注意

海外FXのレバレッジ取引ではスプレッドの広さによるコストに注意

ハイレバトレードでは、スプレッドの影響が大きくなります。

特に短期売買やスキャルピングを行う場合は、スプレッドの狭い通貨ペアや口座タイプを選びましょう。

スプレッドとレバレッジの関係は、以下の通りです。

レバレッジスプレッド1pipsあたりのコスト(1ロット)
100倍1,000円
500倍5,000円
1000倍10,000円
スプレッドとレバレッジの関係

スプレッドを抑えるためのコツは、3つあります。

スプレッドを抑えるためのコツ
  • ECN口座やゼロスプレッド口座を利用する
  • メジャー通貨ペアを中心に取引する
  • スプレッドが広がりやすい時間帯を避ける

週末のポジション持ち越しは避ける

海外FXのレバレッジ取引では週末のポジション持ち越しを避ける

週末は為替市場が閉まっているため、月曜日の市場開始時に大きな価格変動が発生することがあります。

ハイレバトレードでは、このギャップによって大きな損失を被る可能性があります。

金曜日の取引終了までに全てのポジションを決済して、持ち越さないようにしましょう

どうしても持ち越す場合は、レバレッジを下げたり取引量を減らしたりして、リスクを抑えましょう。

ゼロカット狙いの極端なハイレバ取引は禁止行為

海外FXではゼロカット狙いの極端なハイレバ取引は禁止行為

海外FXのゼロカットシステムを悪用し、極端に高いレバレッジで無謀な取引を行うことは禁止行為です。

例えば以下のような行為は、口座凍結や取引制限などのペナルティを受ける可能性があります。

ペナルティを受ける可能性がある行為
  • 証拠金維持率を極端に低く保ち続ける取引
  • 意図的にロスカットを誘発させる取引
  • ゼロカットを狙った過度なリスクテイク

ゼロカットシステムはあくまでも不測の事態に備えたものであり、これを前提とした取引は避けるべきです。

海外FXのゼロカットについては「海外FXのゼロカットシステムとは?仕組みやメリット・デメリット」で詳しく解説しています。

海外FXのレバレッジに関する計算方法

海外FXでレバレッジを活用する際、必要証拠金や実効レバレッジの計算方法を理解することは非常に重要です。

ここでは、これらの計算方法について詳しく解説します。

必要証拠金の計算式

海外FXのレバレッジの必要証拠金の計算式

必要証拠金とは、ポジションを保有するために必要な最低限の資金のことです。

海外FXにおける必要証拠金の計算式は以下の通りです。

必要証拠金の計算式
  • 必要証拠金 = 取引通貨ペアの現在レート × 取引数量(ロット) × 取引単位 ÷ レバレッジ

取引を行う場合の必要証拠金を、実際に計算してみましょう。

条件は、以下の通りです。

必要証拠金の計算例の条件
  • 通貨ペア:USD/JPY
  • 現在レート:150円
  • 取引数量:1ロット(100,000通貨)
  • レバレッジ:1000倍

必要証拠金の計算は、以下の通りです。

必要証拠金の計算
  • 必要証拠金 = 150円 × 1ロット × 100,000 ÷ 1,000 = 15,000円

この場合、1ロットのUSD/JPYを取引するために必要な証拠金は15,000円となります。

実効レバレッジの求め方

海外FXの実効レバレッジの求め方

実効レバレッジとは、口座の純資産(含み益や含み損を考慮した証拠金)に対して現在のポジションが何倍に達しているのかを示した数値です。

口座に設定されている最大レバレッジと実効レバレッジは、異なる場合があります。

実効レバレッジの計算式は以下の通りです。

実効レバレッジの計算式
  • 実効レバレッジ = (取引通貨ペアの現在レート × 取引数量 × 取引単位)÷有効証拠金

取引の際の実行レバレッジを、計算してみましょう。

条件は、以下の通りです。

実効レバレッジの計算例の条件
  • 通貨ペア:USD/JPY
  • 現在レート:150円
  • 取引数量:1ロット(100,000通貨)
  • 有効証拠金:100,000円

実効レバレッジの計算は、以下の通りです。

実効レバレッジの計算
  • 実効レバレッジ = (150円 × 1ロット × 100,000)÷100,000円 = 150倍

この場合、実効レバレッジは150倍となります。

実効レバレッジは、以下のような場合に変動します。

実効レバレッジの変動要因
  • ポジションの増減
  • 為替レートの変動
  • 証拠金の入出金
  • 含み損益の変動

実効レバレッジの計算方法を理解し、活用することで、より効果的かつ安全なハイレバトレードが可能になります。

海外FXのレバレッジに関するよくある質問

海外FXのレバレッジについて、海外FX初心者からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

レバレッジ無制限の海外FX業者はありますか?

Exnessが、無制限(実質21億倍)のレバレッジを提供しています

ただしExnessの場合、以下3つの条件を満たさなければいけません。

条件
  1. リアル口座で合計10回以上の取引を完了すること
  2. リアル口座で合計5ロット(50万通貨)以上の取引を完了すること
  3. 有効証拠金が1,000USD(相当)未満であること

無制限レバレッジはリスクが高いため、十分な知識と経験を持った上で慎重に利用する必要があります。

海外FXでレバレッジ3000倍のおすすめ業者は?

レバレッジ3000倍を提供している主な海外FX業者は、以下の通りです。

スクロールできます
業者名最大レバレッジロスカット水準特徴
FBS3000倍20%豊富な口座タイプ、低スプレッド
Traders Trust3000倍20%高いボーナス、多様な取引ツール
レバレッジ3000倍の海外FX業者

ただし、3000倍という非常に高いレバレッジは、リスクも極めて高くなります。

経験豊富なトレーダーでも慎重に扱う必要があります。

海外FXでレバレッジ1000倍のおすすめ業者は?

レバレッジ1000倍を提供している主な海外FX業者は、以下の通りです。

レバレッジ1000倍を提供している海外FX業者
  • XMTrading
  • FXGT
  • TitanFX
  • AXIORY

これらの業者はいずれも信頼性が高く、充実した取引環境を提供しています。

レバレッジ1000倍を提供している海外FX業者は「海外FXのレバレッジ1000倍は危険?おすすめ業者やメリット・デメリットを徹底解説」でも紹介しているので参考にしてください。

ゴールドのレバレッジが高い海外FX業者は?

ゴールド(金)の取引で高いレバレッジを提供している主な海外FX業者は、以下の通りです。

  • Exness:無制限
  • XMTrading:1000倍
  • FXGT:1000倍

ただし、ゴールド取引はFX通貨ペアと比べてボラティリティが高い場合があるため、高レバレッジでの取引には十分な注意が必要です。

ビットコインのレバレッジが高い海外FX業者は?

ビットコインを含む、仮想通貨取引で高いレバレッジを提供している主な海外FX業者は以下の通りです

  • FXGT:1000倍
  • Exness:400倍

仮想通貨取引は非常にボラティリティが高いため、高レバレッジでの取引は極めてリスクが高くなります。

経験豊富なトレーダーであっても、慎重な資金管理が必要です。

海外FXの法人口座でハイレバ取引はできる?

多くの海外FX業者では、法人口座でもハイレバレッジ取引が可能です。

ただし、個人口座と比べて以下のような違いがある業者もあります。

個人口座との違い
  • 最大レバレッジが個人口座よりも低い
  • 取引条件(スプレッドや手数料)が異なる
  • 口座開設時の審査がより厳格になる
  • 最低入金額が高い

法人口座でのハイレバレッジ取引を検討する場合は、各業者の具体的な条件を確認し、自社のニーズに合っているかを慎重に判断する必要があります。

easyMarketsやironfxのレバレッジは?

easyMarketsのレバレッジ倍率は最大2000倍、IronFXは最大1000倍です。

ただし、これらの倍率は通貨ペアや口座タイプによって異なる場合があります。

まとめ

海外FXのレバレッジは、少額で大きな取引ができます。

最大で数百倍から無制限まで設定でき、国内FXの25倍を大きく上回ります。しかし、高レバレッジはリスクの大きい取引です。

できる限り安全に取引するためには、損切りルールの徹底、スプレッドへの注意、適切な業者選びが重要です。

レバレッジの高さだけでなく、信頼性や取引条件も考慮して海外FX業者を選びましょう。

この記事を書いた人

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