Vantageの口座タイプを徹底比較！特徴や注意点も解説

Vantage Tradingの口座タイプはスタンダードSTP口座、RAW ECN口座、プレミアム口座の3種類です。

どの口座でもトレード条件は悪くないため、Vantage Tradingは初心者から上級者まで幅広く利用できる海外FX業者になっています。

特に初心者におすすめのスタンダードSTP口座は15,000円分の口座開設ボーナスがもらえるためノーリスクで取引を始められます。

まだ口座開設をしていない方は、まずはスタンダードSTP口座を開設してみてはいかがでしょうか。

また、この記事ではVantage Tradingのそれぞれの口座の特徴や、どれが自分にとっていいのかより深く吟味したい方のために下記について詳細に解説していきます。

Vantage(ヴァンテージ)の3種類の口座タイプを比較

Vantage Tradingが提供している3つの口座タイプを下記の表で比較しました。

口座タイプ	スタンダードSTP口座	RAW ECN口座	プレミアム口座
通貨単位	10万通貨	10万通貨	10万通貨
基軸通貨	USD、JPY	USD、JPY	USD、JPY
初回最低入金額	50ドル	50ドル	3,000ドル(アジア、太平洋地域のみ)
取扱銘柄	通貨ペア、仮想通貨、貴金属、エネルギー、株価指数、コモディティ、ETF、個別株、債券	通貨ペア、仮想通貨、貴金属、エネルギー、株価指数、コモディティ、ETF、個別株、債券	通貨ペア、仮想通貨、貴金属、エネルギー、株価指数、コモディティ、ETF、個別株、債券
最大レバレッジ(単位：倍)	1000	1000	2000
スプレッド (単位：pips)	1.0~	0.0~	0.0~
取引手数料	なし	往復800円	なし
最低注文ロット数	0.01	0.01	0.01
最大注文ロット数	200	200	200
ロスカット水準	10％	10％	0％
トレードツール	MT4、MT5、Vantage Tradingアプリ、TradingView	MT4、MT5、Vantage Tradingアプリ、TradingView	MT4、MT5、Vantage Tradingアプリ、TradingView
スワップ割引	なし	なし	あり
口座開設ボーナス	あり	あり	なし
入金ボーナス	あり	あり	なし

スタンダードSTP口座とRAW ECN口座は15,000円分の口座開設ボーナスがもらえます。

口座開設ボーナスだけでもトレードは可能。

Vantage Tradingを使うなら、まずは2つのうちどちらかを選んでノーリスクで使用感を試してみるのがおすすめです。

Vantage Tradingのボーナスについては下記の記事でも詳しく解説しています。

VantageTradingのボーナスキャンペーンは「VantageTradingのボーナス一覧！その他キャンペーンまで徹底解説【2025年最新】」で詳しく解説しています。

Vantageの口座タイプごとの特徴

Vantage Tradingが提供している口座タイプは以下の3つです。

スタンダードSTP口座

スタンダードSTP口座は、Vantage Tradingが提供している口座タイプの中で最も基本的な口座タイプになります。

口座タイプ	スタンダードSTP口座
通貨単位	10万通貨
基軸通貨	USD、JPY
初回最低入金額	50ドル
取扱銘柄	通貨ペア、仮想通貨、貴金属、エネルギー、株価指数、コモディティ、ETF、個別株、債券
最大レバレッジ(単位：倍)	1000
スプレッド (単位：pips)	1.0~
取引手数料	なし
最低ロット数	0.01
最大ロット数	200
ロスカットレベル	10％
トレードツール	MT4、MT5、Vantage Tradingアプリ、TradingView
スワップ割引	なし
口座開設ボーナス	あり
入金ボーナス	あり

最大レバレッジは1000倍までとなっており、通貨ペア含め約1,000種類以上の銘柄でトレード可能です。

また、15,000円の口座開設ボーナスや最大150万円までの入金ボーナスの対象にもなっています。

そのため、初期投資の少ない初心者トレーダーに対する間口が広いといえるでしょう。

さらに、手数料もスプレッドのみで、取引手数料はかかりません。

総じて、スタンダードSTP口座はFX初心者や海外FXが初めての方にとっておすすめです。

RAW ECN口座

ある程度、FXに慣れている方には、RAW ECN口座がおすすめです。

口座タイプ	RAW ECN口座
通貨単位	10万通貨
基軸通貨	USD、JPY
初回最低入金額	50ドル
取扱銘柄	通貨ペア、仮想通貨、貴金属、エネルギー、株価指数、コモディティ、ETF、個別株、債券
最大レバレッジ(単位：倍)	1000
スプレッド (単位：pips)	0.0~
取引手数料	往復800円
最低注文ロット数	0.01
最大注文ロット数	200
ロスカット水準	10％
トレードツール	MT4、MT5、Vantage Tradingアプリ、TradingView
スワップ割引	なし
口座開設ボーナス	あり
入金ボーナス	あり

口座開設ボーナスや入金ボーナスが対象となっている上、スタンダードSTP口座よりも狭いスプレッドを提供しています。

取引手数料は往復で800円かかるものの、トータルコストはスタンダードSTP口座よりも低く抑えられています。

他の条件はスタンダードSTP口座とほぼ同じですが、スキャルピングトレーダーには検討していただきたい口座タイプです。

なお、他の海外FX業者では、ECN口座はボーナス対象外となっている業者がほとんど。

そのため、ボーナス対象となっているECN口座はVantage Tradingならではの特権といえます。

口座開設ボーナスは15,000円分もらえるので、低スプレッドを試してみたい方は試してみてはいかがでしょうか。

プレミアム口座

プレミアム口座は、Vantage Tradingが提供している口座タイプの中で最もトレード条件がいい口座タイプです。

口座タイプ	プレミアム口座
通貨単位	10万通貨
基軸通貨	USD,JPY
初回最低入金額	3,000ドル(アジア、太平洋地域のみ)
取扱銘柄	通貨ペア、仮想通貨、貴金属、エネルギー、株価指数、コモディティ、ETF、個別株、債券
最大レバレッジ(単位：倍)	2000
スプレッド (単位：pips)	0.0~
取引手数料	なし
最低注文ロット数	0.01
最大注文ロット数	200
ロスカット水準	0％
トレードツール	MT4、MT5、Vantage Tradingアプリ、TradingView
スワップ割引	あり
口座開設ボーナス	なし
入金ボーナス	なし

レバレッジは最大2000倍まで提供しており、RAW ECN口座に負けず劣らずの狭いスプレッドも提供しています。

Exnessのレバレッジ無制限を除けば、最大レバレッジ2000倍はかなりの好条件です。

さらに、取引手数料はかからないため、RAW ECN口座よりもトータルコストが抑えられています。

スプレッドはRAW ECN口座よりもやや広いですが、スキャルピング環境は整っているといえるでしょう。

ただし、初回入金額は3,000ドル以上(1ドル150円で45万円以上)な上、ボーナスは対象外となっています。

そのため、プレミアム口座はすでにFXで実績のある方向けの口座タイプといえるでしょう。

Vantage Tradingについてさらに詳しく知りたい方は、「Vantage(ヴァンテージ)の評判・口コミを徹底解説！出金できない噂は本当なのか？」で解説しているので参考にしてください。

Vantageの口座タイプ別におすすめな人を解説

Vantage Tradingの口座タイプがそれぞれどんな方におすすめできるかを解説しました。

スタンダードSTP口座がおすすめな人

Vantage TradingのスタンダードSTP口座がおすすめな方は下記3つに該当する方です。

FX初心者や海外FX未経験の方は、標準的なトレード条件を提供しているスタンダードSTP口座を試してみましょう。

15,000円の口座開設ボーナスや最大150万円までの入金ボーナスが対象なので、リスクなくFXを体験できます。

ある程度利益が出せるようになったら、RAW ECN口座やプレミアム口座の開設を検討してもいいでしょう。

RAW ECN口座がおすすめな人

Vantage TradingのRAW ECN口座がおすすめの方の特徴です。

RAW ECN口座では、スタンダードSTP口座よりも狭いスプレッドを提供しています。

そのため、短期間でトレードを重ね5～10pipsといった小さい利益を積み重ねるスキャルピングにおすすめです。

また、RAW ECN口座は口座開設ボーナスや入金ボーナスの対象なので、ECN口座でのトレードを無料で試せます。

トータルコストを抑えながらもECN口座でスキャルピングトレードを行い方には向いているといえます。

プレミアム口座がおすすめな人

Vantage Tradingプレミアム口座は以下のような方におすすめです。

プレミアム口座では、口座残高に最低3,000ドル以上ないとトレードできません。

そのため、すでにFXで飯を食っているというレベルの方でないと難しいでしょう。

さらに、口座開設ボーナスや入金ボーナスも対象外なので、初心者にとってハードルは高いです。

ただし、そのハードルを超えたからこそ提供できるトレード条件がプレミアム口座にはあります。

最大レバレッジ2000倍でトレードできる上、RAW ECN口座に匹敵する狭いスプレッドを提供しています。

その上、取引手数料はかからないため、RAW ECN口座よりもトータルコストを抑えたトレードが実現可能です。

なお、レバレッジはポジション数に応じた制限はありません。

総じて、他の海外FX業者よりも圧倒的な好条件で、利益を最大化したい方にとっておすすめの口座タイプといえます。

Vantageの口座タイプを確認・変更する方法

Vantage Tradingで口座タイプを確認・変更する方法をそれぞれ解説します。

Vantageの口座タイプの確認方法

まず、Vantage Tradingのマイページにログインします。

ログインしたら「ホーム」の「リアル口座」から口座タイプを確認できます。

確認できる口座タイプの記載を表にまとめました。

口座タイプ	画面上の表記
スタンダードSTP口座	Standard STP
RAW ECN口座	Raw ECN
プレミアム口座	Premium STP

Vantageの口座タイプの変更方法

Vantage Tradingのマイページにログインするまでは、確認方法と同じです。

「ホーム」右側にある「+口座を開設する」をクリックします。

次にトレードツールや口座タイプ・基軸通貨を選択しましょう。

入力が完了したら、利用規約のチェックを入れて「送信する」をクリックします。

下記画面が表示されたら「ホーム」に戻りましょう。

「ホーム」に戻ると、希望の口座タイプが表示され「処理中」のステータスが表示されています。

ちなみに、今回は以下の設定で口座開設をしてみました。

設定項目	設定内容
口座タイプ	Raw ECN
トレードツール	MT5
基軸通貨	ドル

下記メールが届いたら、追加口座の開設完了です。

Vantageの口座タイプで注意するポイント

Vantage Tradingの口座タイプについて注意すべきポイントをまとめました。

口座の残高によってレバレッジ制限がかかる

Vantage Tradingでは、どの口座タイプでも下記のように口座残高によるレバレッジ制限があります。

収入範囲(単位：ドル)	倍率(単位：倍)
10,000以下	2000(プレミアム口座のみ)
10,001～19,999	1000
20,000以上	500

プレミアム口座で常にレバレッジ2000倍でトレードしたい場合は、口座残高を抑える必要があります。

そのため、利益が出たらこまめに出金して口座残高をキープしましょう。

プレミアム口座のみレバレッジが最大2000倍

Vantage Tradingで資金効率よくトレードしたい場合は、プレミアム口座を開設しましょう。

口座タイプ	レバレッジ(単位：倍)
プレミアム口座	2000
スタンダードSTP口座	1000
RAW ECN口座	1000

3つの口座タイプの中でレバレッジ2000倍でトレードできるのはプレミアム口座のみです。

ただし、トレードが思惑通りにいかない場合は損失も最大化するので闇雲なトレードは控えましょう。

プレミアム口座はボーナスがもらえない

Vantage Tradingが提供している口座タイプの中では、唯一プレミアム口座がボーナス対象外です。

口座タイプ	口座開設ボーナス	入金ボーナス
スタンダードSTP口座	あり	あり
RAW ECN口座	あり	あり
プレミアム口座	なし	なし

プレミアム口座は、最低入金額が3,000ドル必要であったり、そもそもが上級者向けの口座タイプです。

しかし、取引手数料なしで低スプレッドでトレードできるため、他の口座タイプに比べて利益が出しやすい環境になっています。

したがって、ボーナスがそもそも要らないくらいに資金力がある方はプレミアム口座がおすすめです。

そうでない場合は、スタンダードSTP口座やRAW ECN口座のような、口座開設ボーナスや入金ボーナスが受け取れる口座をまずは利用しましょう。

ボーナスを使い切ってトレードが上手くなってからプレミアム口座に資金を移動させると効率よく利用できます。

口座タイプごとに最低入金額が異なる

Vantage Tradingでは、口座タイプごとに初回入金額が異なります。

口座タイプ	最低入金額
スタンダードSTP口座	50ドル(約7,500円)
RAW ECN口座	50ドル(約7,500円)
プレミアム口座	3,000ドル(約450,000円)

プレミアム口座では口座残高が3,000ドルを切ると、読み取り専用となりトレードできません。

カスタマーサポートに相談する前に、最低入金額を満たしているかを確認しましょう。

ただし、プレミアム口座の最低入金額はお住まいの地域によって異なります。

地域	最低入金額
日本含めたアジア、太平洋の国々	3,000ドル
パキスタン、ネパール、スリランカ インド、バングラデシュ	1,000ドル
東ティモール、フィリピン、カンボジア、ラオス マレーシア、タイ、ブルネイ、インドネシア	500ドル

すでに海外在住でVantage Tradingのプレミアム口座を利用する場合は、かなり有利といえるでしょう。

なお、スタンダードSTP口座とRAW ECN口座は50ドルを切ってもトレードは可能です。

口座タイプごとにロスカット水準が異なる

Vantage Tradingでは、口座タイプごとにロスカット水準が異なります。

口座タイプ	ロスカット水準(単位：%)
スタンダードSTP口座	10
RAW ECN口座	10
プレミアム口座	0

ロスカットは、含み損が大きくなり証拠金が設定された割合を下回った際に自動決済される仕組みです。

たとえば、証拠金が1万円でロスカット水準が10％の場合、1,000円を切るとロスカットとなります。

ロスカット水準は、スタンダードSTP口座とRAW ECN口座が10％で、プレミアム口座は0％です。

つまり、プレミアム口座では証拠金が無くならない限り、ポジションを維持できます。

そのため、ロスカット水準が低ければ低いほど、トレード条件はいいといえるでしょう。

RAW ECN口座のみFX取引に手数料がかかる

Vantage Tradingが提供している口座タイプの中で、RAW ECN口座のみFX取引で手数料がかかります。

トレードごとの取引手数料は往復800円(0.6pips分)です。

なお、スタンダードSTP口座とプレミアム口座では、取引手数料はかかりません。

とはいえ、RAW ECN口座のスプレッドはスタンダードSTP口座に比べて狭く設定されています。

そのため、トータルコストはスタンダードSTP口座よりも低いため、そこまで気になりません。

よくある質問

最後に、Vantage Tradingの口座タイプに関するよくある質問について回答しました。

まとめ

以上、Vantage Tradingの口座タイプについて解説しました。

Vantage Tradingでは、トレーダーのレベルに応じて様々な口座タイプを用意しています。

FXあるいは海外FX業者の利用が初めてであれば、スタンダードSTP口座がいいでしょう。

ある程度、FXの経験があればトータルコストの低いRAW ECN口座がおすすめです。

さらに、実績のある方であればプレミアム口座の開設も検討してみましょう。

最大レバレッジ2000倍など、他の海外FX業者を圧倒する好条件でトレードが可能です。

今回の記事が参考になれば、ぜひVantage Tradingでの口座開設を検討してみてはどうでしょうか。